特許
J-GLOBAL ID:200903060610376019

クラッチ装置のバックトルクリミッタ機構

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 下市 努
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-221673
公開番号(公開出願番号):特開2000-055086
出願日: 1998年08月05日
公開日(公表日): 2000年02月22日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 クラッチ板の寸法誤差,摩耗量がバックトルク設定値に影響を与えることがないクラッチ装置のバックトルクリミッタ機構を提供する。【解決手段】 クラッチインナ15を、インナ摩擦板13が係合するサブクラッチインナ18と、アウタ,インナ摩擦板12,13を軸方向に挟持するメインクラッチインナ17とに分割し、メイン,サブクラッチインナ17,18を軸方向に相対移動可能に結合するとともに、サブクラッチインナ18をメインクラッチインナ17に対してアウタ,インナ摩擦板の圧接方向に付勢する付勢手段23bと、バックトルクによりサブクラッチインナ18をプレッシャプレート25側に移動させることにより該プレッシャプレート25を反圧接方向に移動させるバックトルク解放手段22と、サブクラッチインナ18とプレッシャプレート25との隙間を調整する調整手段34とを設けた。
請求項(抜粋):
クランク軸側に連結されるクラッチアウタと変速装置の入力軸側に連結されるクラッチインナとの間に、上記クラッチアウタと共に回転しかつ軸方向移動可能のアウタ摩擦板と上記クラッチインナと共に回転しかつ軸方向移動可能のインナ摩擦板とを順次重ね合わせて配置し、上記アウタ,インナ摩擦板同士をプレッシャプレートにより圧接し又は該圧接力を解放することによりクランク軸の回転を変速装置側に伝達し又は遮断するようにしたクラッチ装置において、上記変速装置側から逆向きに伝達されるバックトルクを解放してクランク軸側に過大なバックトルクが伝達されるのを阻止するようにしたバックトルクリミッタ機構であって、上記クラッチインナを、上記インナ摩擦板が係合するサブクラッチインナと、上記入力軸に連結され上記プレッシャプレートとで上記アウタ,インナ摩擦板を軸方向に挟持するメインクラッチインナとに分割し、該メイン,サブクラッチインナを軸方向に相対移動可能に結合するとともに、サブクラッチインナをメインクラッチインナに対して上記アウタ,インナ摩擦板の圧接方向に付勢する付勢手段と、上記バックトルクにより上記サブクラッチインナを上記プレッシャプレート側に移動させることにより該プレッシャプレートを反圧接方向に移動させるバックトルク解放手段と、上記サブクラッチインナとプレッシャプレートとの隙間を調整する調整手段とを設けたことを特徴とするクラッチ装置のバックトルクリミッタ機構。
IPC (2件):
F16D 43/21 ,  F16D 13/52
FI (2件):
F16D 43/21 ,  F16D 13/52 C
Fターム (17件):
3J056AA34 ,  3J056AA38 ,  3J056AA60 ,  3J056AA62 ,  3J056BA01 ,  3J056BB44 ,  3J056BB50 ,  3J056CA20 ,  3J056GA02 ,  3J068AA02 ,  3J068BA02 ,  3J068BB06 ,  3J068CC01 ,  3J068EE11 ,  3J068EE17 ,  3J068EE20 ,  3J068GA02
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開昭61-096222
  • 車両の遠心クラッチ構造
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-336985   出願人:スズキ株式会社
  • 特開昭61-096222

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