特許
J-GLOBAL ID:200903060704575945
密閉型スクロール圧縮機
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
粟野 重孝
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-137458
公開番号(公開出願番号):特開平11-324953
出願日: 1998年05月02日
公開日(公表日): 1999年11月26日
要約:
【要約】【課題】 密閉型スクロール圧縮機の運転条件における高負荷域から低負荷域の広範囲において高効率を実現する。【解決手段】 旋回渦巻き羽根構成体14の旋回鏡板13にシール部材23で区画された内側領域に導入された高圧の潤滑油を旋回渦巻き羽根構成体14と固定渦巻き羽根構成体10との当接面に供給するよう連通穴25を設けたものである。したがって、圧縮機の低負荷運転での旋回渦巻き羽根構成体14の転覆運転時には、圧縮作業空間部へのシール用の潤滑量を増加させることで、圧縮機の性能低下を防止できる。
請求項(抜粋):
密閉容器内に、電動機と、この電動機で駆動する圧縮機構体と、底部に潤滑油溜部を設け、前記圧縮機構体は固定渦巻き羽根を形成した固定渦巻き羽根構成体と、前記固定渦巻き羽根と噛み合い複数個の圧縮作業空間部を形成する旋回渦巻き羽根を旋回鏡板に形成した旋回渦巻き羽根構成体と、前記旋回渦巻き羽根構成体を旋回駆動するクランク軸と、このクランク軸に形成した主軸を支承する主軸受け構成体を備えた構成とし、前記主軸受け構成体と前記旋回鏡板との隙間にシール部材を配設し、このシール部材で区画される内側領域には前記密閉容器内部の潤滑油を導入し、前記シール部材の外側領域は前記圧縮機構体の吸入室と連通させるとともに、前記旋回鏡板に一端が前記シール部材の内側領域に開口し、他端が前記固定渦巻き羽根構成体と前記旋回渦巻き羽根構成体の当接面に開口する連通穴を設けた密閉型スクロール圧縮機。
IPC (2件):
F04C 18/02 311
, F04C 29/02 311
FI (2件):
F04C 18/02 311 Y
, F04C 29/02 311 H
引用特許:
審査官引用 (3件)
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スクロール圧縮機
公報種別:公開公報
出願番号:特願平5-099123
出願人:松下電器産業株式会社
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スクロール圧縮機
公報種別:公開公報
出願番号:特願平7-118336
出願人:株式会社日立製作所
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特開平3-081587
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