特許
J-GLOBAL ID:200903060724495638

減衰力調整式油圧緩衝器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 萼 経夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-269104
公開番号(公開出願番号):特開2008-089037
出願日: 2006年09月29日
公開日(公表日): 2008年04月17日
要約:
【課題】伸び側及び縮み側の両方に背圧室を有するパイロット型減衰弁を備えた減衰力調整式油圧緩衝器において、構造をシンプルにする。【解決手段】 油液が封入されたシリンダ2内に、ピストンロッド7が連結されたピストン3を嵌装する。ピストンロッド7の伸び行程時には、シリンダ上室2A側の油液は、伸び側油路8、伸び側オリフィス21A、径方向油路20、軸方向油路19、弁室27、径方向油路30を通り、伸び側逆止弁31を開き、縮み側油路9を通ってシリンダ下室2Bへ流れる。また、縮み行程時には、シリンダ下室2B側の油液は、縮み側油路9、縮み側オリフィス31A、径方向油路30、弁室27、軸方向油路19、径方向油路20を通り、縮み側逆止弁21を開き、伸び側油路8を通ってシリンダ上室2Aへ流れる。このように、伸び側と縮み側とで油液の流路の一部を共用して構造をシンプルにする。【選択図】図1
請求項(抜粋):
油液が封入されたシリンダと、該シリンダ内に摺動可能に嵌装されたピストンと、該ピストンに連結されて前記シリンダの外部へ延出されたピストンロッドと、前記ピストンに設けられた伸び側油路及び縮み側油路と、前記伸び側油路に設けられた伸び側メインバルブと、該伸び側メインバルブの開弁圧力を調整する伸び側背圧室と、前記伸び側油路と前記伸び側背圧室とを連通する伸び側オリフィス通路と、前記縮み側油路に設けられた縮み側メインバルブと、該縮み側メインバルブの開弁圧力を調整する縮み側背圧室と、前記縮み側油路と前記縮み側背圧室とを連通する縮み側オリフィス通路と、前記伸び側背圧室と前記縮み側背圧室とを連通する共通通路と、該共通通路の油液の流れを制御する減衰力調整弁とを備え、 該減衰力調整弁は、シート面に対して弁体を垂直方向に進退動させて環状のシート部を前記シート面に離着座させることによって油液の流れを制御し、前記シート部の内周側に前記伸び側背圧室と前記縮み側背圧室の一方と同じ圧力を油液から受ける内周受圧面を有し、前記シート部の外周側に前記伸び側背圧室と前記縮み側背圧室の他方と同じ圧力を油液から受ける外周受圧面を有する圧力制御弁であることを特徴とする減衰力調整式油圧緩衝器。
IPC (3件):
F16F 9/32 ,  F16F 9/34 ,  F16F 9/46
FI (3件):
F16F9/32 L ,  F16F9/34 ,  F16F9/46
Fターム (8件):
3J069AA50 ,  3J069CC13 ,  3J069DD47 ,  3J069EE02 ,  3J069EE06 ,  3J069EE38 ,  3J069EE39 ,  3J069EE62
引用特許:
出願人引用 (1件)

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