特許
J-GLOBAL ID:200903063846001724

減衰力調整式油圧緩衝器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 萼 経夫 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-084295
公開番号(公開出願番号):特開2003-278819
出願日: 2002年03月25日
公開日(公表日): 2003年10月02日
要約:
【要約】【課題】 パイロット型減衰力調整式油圧緩衝器において、必要な応答性を確保しつつ、ソフト側の減衰力を充分小さくして、車両の乗り心地をよくする。【解決手段】 油液を封入したシリンダ2内にピストンロッド9を連結したピストン3を摺動可能に嵌装する。ピストン3に、パイロット型の伸び側および縮み側減衰力調整機構4,5を設ける。伸び側減衰力調整機構4のパイロット制御弁として、固定オリフィス25の下流側にスプール部42(流量制御弁)および弁体34(圧力制御弁)を直列に配置し、これらの間の圧力をパイロット圧として背圧室19に導入する。スプール部42および弁体34の開度を大きくすることにより、伸び側ソフト側の減衰力を充分小さくして、車両の乗り心地をよくすることができる。スプール部42の開度を小さくすることにより、弁体34の開度の小さな変化によって、パイロット圧を制御することができ、応答性を高めることができる。
請求項(抜粋):
油液が封入されたシリンダと、該シリンダ内に摺動可能に嵌装されたピストンと、一端が前記ピストンに連結され、他端が前記シリンダの外部へ延出されたピストンロッドと、前記ピストンの摺動によって油液を流通させる油路と、該油路の油液の流れを制御して減衰力を発生させるパイロット型減衰力調整弁とを備え、該パイロット型減衰力調整弁のパイロット制御弁として、流量制御弁および圧力制御弁をそれぞれ上流側および下流側として直列に配置し、前記流量制御弁と前記圧力制御弁との間の圧力をパイロット圧としたことを特徴とする減衰力調整式油圧緩衝器。
Fターム (6件):
3J069AA50 ,  3J069CC13 ,  3J069EE06 ,  3J069EE38 ,  3J069EE39 ,  3J069EE62
引用特許:
審査官引用 (7件)
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