特許
J-GLOBAL ID:200903060729003555

防雪柵

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 加川 征彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-036272
公開番号(公開出願番号):特開2003-239224
出願日: 2002年02月14日
公開日(公表日): 2003年08月27日
要約:
【要約】【課題】 防雪柵の不使用時に、防雪柵を簡便にかつ軽作業でかつ能率的に折り畳めるようにする。【解決手段】 固定の下部支柱2とこの下部支柱2に対して道路延長方向に概ね水平に折り畳み可能に取り付けられた上部支柱3とからなる支柱4間に、水平なヒンジ軸5で相互に連結された上下の分割パネル6、7からなる防雪パネル8を設けるとともに、当該防雪柵1の不使用時に、前記防雪パネル8の上端部を下降させることで、防雪パネル8を道路と反対側に概ね水平状態に折り畳み可能にする。防雪パネル8の上端に繋いだワイヤ35は滑車36に通して防雪パネル8を吊っており、ワイヤ35を緩めると、防雪パネル8がく字形に折り畳まれる。防雪パネル8を折り畳んだ後、上部支柱3を道路延長方向に傾倒させる。防雪柵1を簡単に収納できる。
請求項(抜粋):
固定の下部支柱とこの下部支柱に対して概ね水平に折り畳み可能に取り付けられた上部支柱とからなる支柱間に、水平なヒンジ軸で相互に連結された複数の分割パネルからなる防雪パネルを設けるとともに、当該防雪柵の不使用時に、前記防雪パネルの上端部を下降させることで、防雪パネルを道路と反対側に概ね水平状態に折り畳み可能にしたことを特徴とする防雪柵。【請求項2】 前記防雪パネルが、水平なヒンジ軸で相互に連結された上部分割パネルと下部分割パネルとの2つの分割パネルからなり、かつ下部分割パネルの両側下端部に設けた回転軸が下部支柱に軸支され、防雪パネルを折り畳む際に、当該防雪パネルがく字形に折り畳まれていくことを特徴とする請求項1記載の防雪柵。【請求項3】 前記上部支柱が下部支柱に対して、前記防雪パネルを折り畳んだ後に、道路延長方向に折り畳み可能にされたことを特徴とする請求項1記載の防雪柵。【請求項4】 前記下部支柱は、下部支柱前後部間スペースに上部支柱の下部を収容する状態で当該上部支柱を道路延長方向に回動可能に軸支するとともに、上部支柱を垂直状態に留めるストッパを備えたことを特徴とする請求項1記載の防雪柵。【請求項5】 前記下部支柱に、折り畳んだ概ね水平状態の防雪パネルを受ける受け台を設けたことを特徴とする請求項1記載の防雪柵。【請求項6】 前記下部支柱に、前記防雪パネルの最下段の分割パネルが折り畳まれる際に縮小しながら最下段の分割パネルを弾性的に支えるバネシリンダを設けたことを特徴とする請求項1記載の防雪柵。【請求項7】 前記防雪パネルの上端部にワイヤを連結し、このワイヤを案内する滑車を上部支柱の上端部に設けたことを特徴とする請求項1記載の防雪柵。【請求項8】 防護柵が道路側部に設置された道路における前記防護柵の外側に設けられる防雪柵であって、前記防雪パネルおよび支柱が概ね水平に折り畳まれた時に、折り畳まれた状態の防雪パネルおよび支柱の高さが防護柵の頂部より低くなるように設定されたことを特徴とする請求項1記載の防雪柵。【請求項9】 前記下部支柱が盛土された道路の側部法面に設置されていることを特徴とする請求項1または8記載の防雪柵。【請求項10】 前記上部支柱の下部に、下部支柱への軸支部を中心とする回転方向のバランスを取るためのカウンターウエイトを取り付けたことを特徴とする請求項1記載の防雪柵。【請求項11】 前記分割パネルは、平行に並べた複数の成形多孔板の両端部を左右の縦フレームに固定して構成したことを特徴とする請求項1記載の防雪柵。【請求項12】 前記分割パネルは、矩形状フレームの内側に合成樹脂製のネットを張って構成したことを特徴とする請求項1記載の防雪柵。
Fターム (5件):
2D001PA01 ,  2D001PB01 ,  2D001PD05 ,  2D001PE02 ,  2D001PF01
引用特許:
審査官引用 (4件)
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