特許
J-GLOBAL ID:200903060738892800
車両用流体フィルタ装置及びその製造方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (10件):
前田 弘
, 小山 廣毅
, 竹内 宏
, 嶋田 高久
, 竹内 祐二
, 今江 克実
, 藤田 篤史
, 二宮 克也
, 原田 智雄
, 井関 勝守
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-053884
公開番号(公開出願番号):特開2006-231875
出願日: 2005年02月28日
公開日(公表日): 2006年09月07日
要約:
【課題】 レーザー溶着法を用いて2つのケース構成部材を溶着するとともにフィルタエレメントの周縁部をケース構成部材に溶着して保持する場合に、レーザー照射器の出力を高出力にすることなく、各溶着部分の強度を確保できるようにする。 【解決手段】 上側ケース構成部材7をレーザー光透過性樹脂で成形し、下側ケース構成部材9をレーザー光非透過性樹脂で成形する。両ケース構成部材7、9に周壁7a、9aからケース3外側へそれぞれ突出する上側フランジ部17及び下側フランジ部13を設ける。上側フランジ部17の下面に収納凹部19と上側当接面17aとを形成する。下側フランジ部13の上面に下側当接面13aを形成する。上側ケース構成部材7側から上側フランジ部17にレーザー光を照射して両当接面13a、17aを溶着し、下側フランジ部13上面のエレメント溶着面13bにフィルタエレメント5の周縁部5aを溶着する。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
流入口を有する第1ケース構成部材と流出口を有する第2ケース構成部材とからなるケースと、該ケース内に配置され上記流入口から流入した流体を濾過するフィルタエレメントとを備え、上記両ケース構成部材の周縁にそれぞれケース外側へ突出して形成されたフランジ部を互いに溶着することにより、上記両ケース構成部材を一体化するとともに上記フィルタエレメントを両ケース構成部材で挟持してなる車両用流体フィルタ装置であって、
上記第1ケース構成部材及び第2ケース構成部材の一方のケース構成部材がレーザー光透過性樹脂で成形され、他方のケース構成部材がレーザー光非透過性樹脂で成形され、
上記第1ケース構成部材及び第2ケース構成部材の両フランジ部の周縁には互いに当接する当接面がそれぞれ設けられ、これら両フランジ部の少なくとも一方のフランジ部の当接面よりもケース内側には、少なくとも周縁部がレーザー光透過性に構成された上記フィルタエレメントの当接周縁部が収納される収納凹部が設けられ、
上記一方のケース構成部材側から該ケース構成部材のフランジ部に照射されたレーザー光によって他方のケース構成部材のフランジ部当接面が溶融して該フランジ部当接面に上記一方のケース構成部材のフランジ部当接面が溶着され、上記一方のケース構成部材側から該ケース構成部材のフランジ部に照射されたレーザー光によって他方のケース構成部材のフランジ部内面が溶融して該フランジ部内面に上記フィルタエレメントの周縁部が溶着されていることを特徴とする車両用流体フィルタ装置。
IPC (4件):
B29C 65/16
, F16B 5/08
, F16H 57/02
, F16H 57/04
FI (4件):
B29C65/16
, F16B5/08 B
, F16H57/02 302D
, F16H57/04 F
Fターム (26件):
3J001FA15
, 3J001GA06
, 3J001GB01
, 3J001HA04
, 3J001JD11
, 3J001KA21
, 3J001KB01
, 3J063AA01
, 3J063AA02
, 3J063AC04
, 3J063BA01
, 3J063BA10
, 3J063BA11
, 3J063CA01
, 3J063XA06
, 3J063XA21
, 3J063XC05
, 3J063XE04
, 3J063XF21
, 4F211AG07
, 4F211AG24
, 4F211AH17
, 4F211AH55
, 4F211TA01
, 4F211TC15
, 4F211TN27
引用特許:
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