特許
J-GLOBAL ID:200903060757736720

針金付き半截のし瓦の製造方法と、針金付き半截のし瓦

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 竹中 一宣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-315575
公開番号(公開出願番号):特開平11-148200
出願日: 1997年11月17日
公開日(公表日): 1999年06月02日
要約:
【要約】【課題】従来ののし瓦に針線を結縛し、この針線を利用して緊締する構成は、葺工現場において、その都度、のし瓦への針線の取付け作業が必要となる。従って、手間を要すること、迅速性に欠けること、また針線の緊締ミス等の如く、作業ミスの発生が考えられること、等の課題がある。また係止金具の場合も略同様である。【解決手段】品質の確保された針金付き半截のし瓦を提供すること、及び施工現場での針金付き半截のし瓦の葺設を確実かつ迅速になすこと、等を目的として、下記の構成を採用するものであり、その要旨は、半截のし瓦に開設された孔と、この孔に貫通される係止部を有する番線、鋼線、銅線等でなる針金と、でなる針金付き半截のし瓦である。この針金を前記孔に貫通し、前記係止部を前記孔の一端部に係止した後、当該針金を折曲げてその折曲部を前記孔の他端部に係止することを特徴とする針金付き半截のし瓦である。
請求項(抜粋):
半截のし瓦を生産する半截のし瓦の製造工程と、この製造工程で生産された半截のし瓦の孔に係止部を有する針金を挿通し、当該孔にこの針金の係止部を係止する当該針金の挿通工程と、この挿通工程で前記孔より貫通された針金を折曲げて折曲部を形成し、前記係止部とこの折曲部で前記半截のし瓦に当該針金を保持する針金の折曲げ工程と、この折曲げ工程で製造された針金付き半截のし瓦を数枚結束する結束工程と、で構成されており、前記折曲部と係止部による半截のし瓦への折曲係止を利用して、当該針金の孔よりの脱落防止を図りつつ、半截のし瓦の製造ラインでの結束を可能とすることを特徴とする針金付き半截のし瓦の製造方法。
IPC (2件):
E04D 1/30 601 ,  E04D 1/34
FI (2件):
E04D 1/30 601 J ,  E04D 1/34 H
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 棟熨斗瓦連結具
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-106139   出願人:富士窯業建材有限会社
  • 熨斗瓦の緊結方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-082524   出願人:吉成美隆, 近畿セラミックス株式会社

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