特許
J-GLOBAL ID:200903060760268940

液体現像電子写真装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-129828
公開番号(公開出願番号):特開2003-323053
出願日: 2002年05月01日
公開日(公表日): 2003年11月14日
要約:
【要約】【課題】 この発明の課題は、液体現像電子写真装置において、中間転写体上に形成されたトナー画像の印刷媒体への転写、定着に関し、溶融転写を行う際に印刷媒体へかける圧力を、軽微な圧力でも十分な媒体への転写効率と定着強度を確保することができる液体現像電子写真装置を提供することにある。【解決手段】 図1に示すように、印刷媒体12への転写前に、中間転写体3上のトナー画像を、中間転写体3に内蔵したヒーター10により加熱し、さらに、固形分比率調整装置8により、中間転写体3上のトナー固形分を50%から90%に調整する。この状態で中間転写体3とバックアップローラー4の接触部(溶融転写部)にて印刷媒体12に転写を行うが、このときの接触部で加える圧力を1MPa以下にし、かつ中間転写体3に500Vから5kVの範囲内のバイアス電圧をトナーが印刷媒体に転写する方向に印加する。
請求項(抜粋):
不揮発性を示す高粘度で高濃度な液体トナーを液体現像液として用いて、静電潜像の形成される感光体に接触して液体現像液を供給し、かつ前記感光体との間に生成される電界に応じて、該液体現像液のトナー粒子を前記感光体に付着させてトナー画像を形成する現像部と、該感光体上のトナー画像を転写するための画像支持体と、画像支持体に転写されたトナー画像を、画像支持体上において加熱溶融して、印刷媒体に溶融転写する転写部と定着を行う定着部から成る液体現像電子写真装置において、印刷媒体への転写前に画像支持体上のトナーをトナー固形分のガラス転移温度よりも高い温度で、かつトナー固形分の融点よりも低い温度に加熱する手段と、印刷媒体への転写前に画像支持体上のトナー固形分を50%から90%に調整する手段と、画像支持体上のトナーを印刷媒体へ転写する部分において、1MPa以下の圧力を付与する手段と、印刷媒体へのトナー転写時に、トナーが印刷媒体に転写する方向に、500Vから5kVの範囲内でバイアス電圧を印加する手段と、印刷媒体へのトナー転写後、画像支持体、感光体、現像部といった印刷機構とは駆動連結しておらず、トナー固形分の融点よりも高い温度に加熱された状態で、0.5MPaから5MPaの圧力をかけ、印刷媒体へのトナー画像の定着を行う手段と、を備えることを特徴とする液体現像電子写真装置。
IPC (5件):
G03G 15/11 ,  G03G 15/16 101 ,  G03G 15/16 103 ,  G03G 15/20 107 ,  G03G 15/20 109
FI (5件):
G03G 15/16 101 ,  G03G 15/16 103 ,  G03G 15/20 107 ,  G03G 15/20 109 ,  G03G 15/10 113
Fターム (46件):
2H033AA09 ,  2H033AA15 ,  2H033BA01 ,  2H033BA02 ,  2H033BA58 ,  2H033BB17 ,  2H033BB34 ,  2H033CA30 ,  2H033CA39 ,  2H074AA03 ,  2H074AA41 ,  2H074BB43 ,  2H074BB58 ,  2H074BB60 ,  2H074EE07 ,  2H200FA08 ,  2H200GA43 ,  2H200GA47 ,  2H200GB12 ,  2H200GB22 ,  2H200GB23 ,  2H200GB25 ,  2H200GB40 ,  2H200HB12 ,  2H200HB22 ,  2H200HB48 ,  2H200JA02 ,  2H200JA07 ,  2H200JA08 ,  2H200JA12 ,  2H200JA28 ,  2H200JB10 ,  2H200JB13 ,  2H200JB16 ,  2H200JB17 ,  2H200JB32 ,  2H200JC02 ,  2H200JC12 ,  2H200LA18 ,  2H200LA31 ,  2H200LB02 ,  2H200LB08 ,  2H200LB15 ,  2H200LB19 ,  2H200NA02 ,  2H200NA09
引用特許:
審査官引用 (4件)
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