特許
J-GLOBAL ID:200903060769481492

空気圧式固着具打込機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中村 稔 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-073896
公開番号(公開出願番号):特開平8-267373
出願日: 1995年03月30日
公開日(公表日): 1996年10月15日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 空気圧式固着具打込機において、空気消費量を少なくし、排気ノイズを少なくし、更に、メインピストンの背圧を飛躍的に小さくする。【構成】 釘打機1は、メインピストン9と、上下動するメインシリンダ10と、加圧空気用リザーバ5が形成されたハウジング3と、下方の静止位置と上方の打込位置とを移動するメインバルブ21と、メインバルブ21を制御するトリガ装置6と、メインシリンダを支持するシリンダガイド13と、シリンダガイドの下方のメインシリンダ外周面のスリーブ14とを有し、メインシリンダとシリンダガイドとの間及びメインシリンダとスリーブとの間に排気戻し通路を形成する隙間38が形成され、メインピストンの下面に排気が供給されて、メインピストンを復帰させる。また、打込位置においてはメインピストン下面側の空気が空気通路27を通って大気圧に排気されるので、メインピストンには背圧が作用しない。
請求項(抜粋):
上方の静止位置と下方の打込位置とを移動するメインピストンと、静止位置と打込位置との間を上下に移動する可動のメインシリンダと、該メインシリンダを外側から覆っており内部に加圧空気を溜めるリザーバが形成されたハウジングと、該ハウジングに設けられ、メインシリンダが静止位置と打込位置との間を移動するように支持するメインシリンダ支持手段と、非作動時にはメインピストンを静止位置に位置させ、作動時にはメインピストンを打込位置に位置させるためのトリガ装置とを備え、トリガ装置を作動させることによって静止位置にあったメインシリンダを打込位置に移動させてメインピストンの上面に前記リザーバからの加圧空気を供給して該メインピストンを下方の打込位置へ移動させてノーズにある固着具を打込み、次に、トリガ装置の作動を解除することによって打込位置にあったメインシリンダを静止位置に移動させてメインピストン上面への加圧空気の供給を停止するとともに該メインピストン上面側の空気を大気へ排出し、メインピストンの下面に加圧空気を供給してメインピストンを復帰させる空気圧式固着具打込機において、前記メインシリンダの上部には、該メインシリンダの上端をシールしてリザーバの加圧空気の供給を阻止する下方の静止位置とメインシリンダ上端から離れてメインピストン上面に加圧空気を供給する上方の打込位置とを移動し、打込位置から静止位置へ復帰するときメインピストン上面の空気を大気へ排出するメインバルブが設けられ、前記トリガ装置は、非作動時はメインバルブを前記静止位置に位置させ、作動時にはメインバルブを前記打込位置に位置させるようにメインバルブへの加圧空気を制御しており、前記メインシリンダ支持手段は、メインシリンダの上部外周面を包囲し、該メインシリンダを上下に往復動可能に支持するようにハウジング内側に取付けられたシリンダガイドで成り、該シリンダガイドの下方のメインシリンダの外周面には、リザーバの加圧空気の空気圧によって該メインシリンダを上方に付勢するためのスリーブが固定されており、前記メインシリンダと前記シリンダガイドとの間及び前記メインシリンダと前記スリーブとの間にはメインピストンが打込位置から静止位置に復帰する際にメインピストン上面側の空気を取り入れる排気戻し通路を形成する隙間が形成されており、該排気戻し通路は更に前記メインシリンダの下部に延びて形成されており、前記メインピストンの復帰の際の排気の一部を、メインシリンダの下部から前記メインピストンの下面に供給する構成であることを特徴とする空気圧式固着具打込機。
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 空気圧式固定具打込機
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-159916   出願人:兼松日産農林株式会社
  • 特開平1-321178
  • 特開平1-321178

前のページに戻る