特許
J-GLOBAL ID:200903060813138407
ハイブリッド車両の駆動伝達装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
近島 一夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-187280
公開番号(公開出願番号):特開平7-015806
出願日: 1993年06月29日
公開日(公表日): 1995年01月17日
要約:
【要約】【目的】動力源としての電気モータにジェネレータ又はスタータモータとしての機能をもたせる。【構成】入力クラッチC1をONにした状態で燃焼エンジンEを駆動すると、エンジン出力によって電気モータMがジェネレータとして機能してバッテリ(不図示)が充電される。また、燃焼エンジンEが停止している状態で入力クラッチC1をONにし電気モータMを作動させると、該電気モータMの出力によってエンジンEが始動される。このいずれの場合においても、ダイレクトクラッチC2及びブレーキBは解放されているため、エンジン出力及びモータの出力は駆動輪33a,33bに伝達されず、したがって車輌が走行することもない。また、このダイレクトクラッチC2等はもともと変速のために装備されている要素であり、したがって、電気モータMに上述のような機能をもたせる場合でも大きな設計変更等の必要がない。
請求項(抜粋):
車両走行のための動力源としての電気モータ及び燃焼エンジンと、変速ギアユニット及び該変速ギアユニットの伝達経路を適宜変更する係合手段を有する自動変速装置と、前記燃焼エンジンの出力を前記自動変速装置に選択的に伝達する入力クラッチと、を備え、前記電気モータ又は前記燃焼エンジンの出力を前記自動変速装置を介して駆動車輪に伝達してなる、ハイブリッド車両の駆動伝達装置において、前記電気モータが、前記動力源の外、ジェネレータ及び燃焼エンジン始動装置の少なくとも一方として機能し、かつ、前記入力クラッチを該電気モータと前記燃焼エンジンとの間に配置して、前記入力クラッチを接続状態にすることにより前記電気モータと前記燃焼エンジンとを連動させ、該入力クラッチを解放状態にすることにより前記電気モータと前記燃焼エンジンとの連動を断つように構成し、前記係合手段が、その所定複数を解放することにより前記自動変速装置の入力部と出力部とを切り離してなり、前記所定複数の係合手段を非係合状態として前記電気モータ及び燃焼エンジンの出力が駆動車輪に伝達されないようにすると共に、前記入力クラッチを係合状態にしうる制御部を設けた、ことを特徴とするハイブリッド車両の駆動伝達装置。
IPC (2件):
引用特許:
審査官引用 (2件)
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特開昭60-055803
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ハイブリツド車
公報種別:公開公報
出願番号:特願平3-192129
出願人:アイシン精機株式会社
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