特許
J-GLOBAL ID:200903060866813645

南京錠

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉武 賢次 (外5名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-327207
公開番号(公開出願番号):特開2003-129722
出願日: 2001年10月25日
公開日(公表日): 2003年05月08日
要約:
【要約】【課題】 錠シリンダーユニット乃至内部の各部品が取り替えられ、且つ係止手段にはばねがなく、または、ばねがあっても、壊れたら、やはり解錠がされ得る南京錠を提供しようとする。【解決手段】 本発明の南京錠は、従来の南京錠における割に大きな係止手段を割に小さな2部分に分けて1部分を錠手段とし、他部分を錠シリンダーユニットと合体させ、即ち、主として、ロックケーシングと錠シリンダーユニットと止め棒と錠手段とで、前記錠手段が、前記錠シリンダーユニットの鍵による回動に伴って、前記止め棒を係止する施錠と前記施錠を解除する解錠との間に回動されることができ、且つ、前記錠シリンダーユニットの全体が、解錠時において前記錠手段と共に前記ロックケーシングから取り外されることができるように構成されている。
請求項(抜粋):
ロックケーシング(200,200’)と錠シリンダーユニット(400,400’)と止め棒(24,24’)と錠手段(50,44’)とからなる南京錠であって、前記ロックケーシング(200,200’)は、長尺部と該長尺部の両端から同一の方向に直立延伸した一対の突立部とからなる略U字形であって、前記一対の突立部それぞれに互い背にしている第1の端面(23,23’)と第2の端面(38,38’)を有し、且つ、前記略U字形の長尺部の前記第1の端面(23,23’)よりの部分にあって、その内部には、前記第1の端面(23,23’)から前記第2の端面(38,38’)へと前記長尺部の長手方向に沿って延伸した錠シリンダー収容室(21,21’)が形成してある錠シリンダー装着部(210,210’)と、前記略U字形の長尺部の前記第2の端面(38,38’)よりの部分にあって、その内部には、前記第2の端面(38,38’)から前記第1の端面(23,23’)へと前記長尺部の長手方向に沿って延伸して前記錠シリンダー収容室(21,21’)と連通した錠プラグ収容室(31,31’)が形成してある錠プラグ装着部(310,310’)と、前記略U字形の一対の突立部の前記第1の端面(23,23’)を有する突立部(以下第1の突立部と称す)にあって、前記錠シリンダー装着部(210,210’)と連結し、しかも、その上には、前記長尺部の長手方向と平行し、且つ、少なくとも前記第2の端面(38,38’)を有する突立部(以下第2の突立部と称す)へ開孔した第1の止め穴(251,251’)が形成してある第1の止め部(25,25’)と、前記第2の突立部にあって、前記錠プラグ装着部(310,310’)と連結し、その上には、前記長尺部の長手方向と平行し、且つ、前記第1の止め穴(251,251’)と照準するように開設した第2の止め穴(35,35’)と、前記第2の突立部の直立延伸方向に沿って前記第2の止め穴(35,35’)と前記錠プラグ収容室(31,31’)とを連通した滑りチャンネル(36,36’)とが形成してなる第2の止め部(34,34’)とを備えてなり、前記錠シリンダーユニット(400,400’)は、前記長尺部の長手方向に沿って、前記第1の端面(23,23’)よりの端部と前記錠プラグ収容室(31,31’)よりの端部(431,431’)とがあるように前記錠シリンダー収容室(21,21’)に設置され、且つ、その上に、前記第1の端面(23,23’)よりの端部に開孔して前記長手方向に沿ってその内部へ延伸した鍵穴(430,430’)が形成してあり、前記鍵穴(430,430’)に対応の鍵が挿し込んで回転されると前記錠シリンダー収容室(21,21’)内に回転されることができるように構成された錠シリンダー(43,43’)と、前記錠シリンダー(43,43’)の前記錠プラグ収容室(31,31’)よりの端部(431,431’)から延伸して前記錠プラグ収容室(31,31’)内に入っており、前記相当の鍵が前記鍵穴(430,430’)を介して錠シリンダー(43,43’)に挿し込んで回転されると施錠位置と解錠位置との間に回動されることができるように構成された錠プラグ(40,42’)とからなり、前記止め棒(24,24’)は、第1の頭部(241,241’)と第2の頭部(243,243’)との2頭部を有し、前記第1の止め穴(251,251’)と前記第2の止め穴(35,35’)との2止め穴の一つを貫通して移動し、前記2頭部の一つを先頭に他の止め穴内に進出することができるように構成され、そして、前記錠手段(50,44’)は、前記錠プラグ(40,42’)に当接され、該錠プラグ(40,42’)の回動に作動されて前記錠プラグ収容室(31,31’)内に前記第2の突立部の直立延伸方向に摺動することができるように設けられており、且つ、一部が前記滑りチャンネル(36,36’)内に入るように前記第2の突立部の直立延伸方向に延伸した第1の部分(51,445’)と、前記第1の部分(51,445’)と連結して前記錠プラグ収容室(31,31’)内に存在している第2の部分(52,441’)とを有し、しかも、前記錠プラグ(40,42’)が前記施錠位置へ回動されると、前記錠手段(50,44’)は前記錠プラグ(40,42’)に作動されて前記第2の止め部(34,34’)へ移動し、前記第1の部分(51,445’)を前記第2の止め穴(35,35’)に入るように突出させて前記止め棒(24,24’)を係止し、また、前記錠プラグ(40,42’)が前記解錠位置へ回動されると、前記錠手段(50,44’)は前記錠プラグ(40,42’)に作動されて前記第2の止め部(34,34’)から離間し、前記錠手段(50,44’)の第1の部分(51,445’)を前記滑りチャンネル(36,36’)内に引き戻し、前記第1の部分(51,445’)の前記止め棒(24,24’)に対する係止を解除するように構成されたことを特徴とする南京錠。
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 南京錠
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平11-262110   出願人:陳旺松

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