特許
J-GLOBAL ID:200903060867564932

内燃機関のバルブタイミング制御装置のための異常検出装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 恩田 博宣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-217697
公開番号(公開出願番号):特開平9-060535
出願日: 1995年08月25日
公開日(公表日): 1997年03月04日
要約:
【要約】【課題】エンジンストールの発生を判断条件としてバルブタイミング制御装置の異常を検出することにより、ストールに起因してエンジンが停止した後でも確実にその異常を検出すること。【解決手段】油圧式可変機構(VVT)25はバルブオーバラップを変えるためにバルブタイミングを可変とする。電磁弁55はVVT25に供給される油圧を制御する。電子制御装置(ECU)80はエンジン1の運転状態に適合したバルブオーバラップを得るために、バルブタイミングの実位相が運転状態に応じてた目標位相に近似するようにVVT25を制御する。ECU80はストールが発生したか否かを判断し、実位相が異常発生の可能性を示唆する特定状態であるか否かを判断する。ECU80はストール発生が判断されたときであり、特定状態であることが判断された履歴があるとき、バルブタイミング制御装置に異常があると判断する。
請求項(抜粋):
内燃機関の燃焼室に通じる吸気通路及び排気通路の各々を開くために前記内燃機関の出力軸の回転に同期して作動する吸気バルブ及び排気バルブの少なくとも一方のバルブタイミングを前記内燃機関の運転状態に応じて制御するようにしたバルブタイミング制御装置のための異常検出装置であって、前記バルブタイミング制御装置は前記両バルブの少なくとも一方のバルブタイミングの位相を連続的に変更可能とする可変機構と、前記出力軸の回転速度を含む前記内燃機関の運転状態を検出するための運転状態検出手段と、前記バルブタイミングの制御に係る目標の位相を前記運転状態検出手段の検出結果に基づき算出するための目標位相算出手段と、前記可変機構により変えられるバルブタイミングの実際の位相を検出するための実位相検出手段と、前記内燃機関の運転状態に適合したバルブタイミングを得るために、前記実位相検出手段により検出される前記実際の位相が前記目標位相算出手段により算出される前記目標の位相に近似するように前記可変機構を制御するための実位相制御手段とを備え、前記異常検出装置は前記内燃機関にストールが発生したか否かを前記運転状態検出手段の検出結果に基づき判断するためのストール判断手段と、前記実位相検出手段により検出される前記実際の位相が前記バルブタイミング制御装置における異常発生の可能性を示唆する特定状態であるか否かを判断するための特定状態判断手段と、前記ストール判断手段により前記ストールの発生が判断されたときであって、前記特定状態判断手段により前記特定状態であることが判断された履歴がある場合に、前記バルブタイミング制御装置に異常が発生したと判断するための異常判断手段とを備えたことを特徴とする内燃機関のバルブタイミング制御装置のための異常検出装置。
IPC (4件):
F02D 13/02 ,  F01L 1/34 ,  F02D 41/22 320 ,  F02D 45/00 345
FI (4件):
F02D 13/02 H ,  F01L 1/34 Z ,  F02D 41/22 320 ,  F02D 45/00 345 Z
引用特許:
出願人引用 (2件)

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