特許
J-GLOBAL ID:200903060875955134

ステントおよびその製造方法(変形形態)

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 谷 義一 ,  阿部 和夫
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-559365
公開番号(公開出願番号):特表2005-514155
出願日: 2001年12月29日
公開日(公表日): 2005年05月19日
要約:
本発明は、血管外科に関する。本発明のステントは、いくつかの群の同一繊維の巻きを編み上げることによって形成された網状の中空の3次元体の形態で、有形に実施される。糸の材料は、弾性体で、形状記憶性を有する。ステントの軸に関して対向するセルは、互いにずらして配置されており、ステントの糸は、その全長に沿って等しい厚さをもちながら、部分によって異なる弾性を示す。第2の変形形態では、ステントの幾何学構造は、ステントが部分によって異なる軸方向曲率を有するように有形に実施することによって変更される。ステントの第3の実施形態は、ステントの第1の実施形態と第2の実施形態を統合する。本発明のステント生産方法は、マンドレル上に金属糸を巻くことによって金属糸の巻きを編み上げ、630°Cから660°Cの範囲の温度において水で急冷することによって前記マンドレル上のステントを圧縮し、それによって当該ステントについての最大の弾性を当該ステントに与えるものである。マンドレルが除去され、330°Cから550°Cの範囲の温度で1〜30分間繰返し急冷することによって、ステントの個々の部分の弾性が低減される。他の変形形態では、ステントの圧縮が2回実施される。ステントの個々の部分の糸の弾性および/またはステントの軸方向曲率は、第2急冷の時間および温度を変更することによって変更される。
請求項(抜粋):
網状の中空容積体の形態に作製されたステントであって、弾性および形状記憶効果を有する材料製の単一の長さの糸で作製される、進入方向が逆の螺旋状スパイラルに沿って置かれた少なくとも2群の巻付けを織り合わせることによって形成されており、前記ステントの縦断平面に対して対向するセルは、互いに位置をずらして配置されて、前記縦断平面に対する前記セル頂点の投射の不整合をもたらしており、前記ステント糸は、前記ステントの長さ全体に沿って前記ステント糸の厚さを同一に維持しながら、個々の部位で異なる弾性を有することを特徴とするステント。
IPC (2件):
A61M29/02 ,  A61F2/06
FI (2件):
A61M29/02 ,  A61F2/06
Fターム (23件):
4C097AA15 ,  4C097BB01 ,  4C097CC01 ,  4C097DD10 ,  4C097FF12 ,  4C097MM02 ,  4C097MM03 ,  4C097MM04 ,  4C097MM05 ,  4C167AA44 ,  4C167AA45 ,  4C167AA47 ,  4C167AA53 ,  4C167BB03 ,  4C167BB15 ,  4C167CC09 ,  4C167DD01 ,  4C167FF05 ,  4C167GG24 ,  4C167GG32 ,  4C167GG36 ,  4C167GG42 ,  4C167HH08
引用特許:
出願人引用 (15件)
  • RU2157146、A61F2/04、1995
  • US5913896、A61F2/06、1997
  • RU2089131、A61F2/01、2/06、1993
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審査官引用 (2件)

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