特許
J-GLOBAL ID:200903060877892938

画像処理装置、および、そのプログラムを記録した記録媒体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 原 謙三
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-247335
公開番号(公開出願番号):特開平11-088664
出願日: 1997年09月11日
公開日(公表日): 1999年03月30日
要約:
【要約】【課題】 画像中の文字領域と写真領域と網点領域とを確実に識別可能な画像処理装置を実現する。【解決手段】 第1特徴量演算回路3は、注目画素を中心とする局所ブロック内で、画素の信号レベルの最大値と最小値との差を、第1特徴パラメータの特徴量として出力する。第2特徴量演算回路4は、各方向に沿って、局所ブロック内の信号レベル差を総和し、最小値を第2特徴パラメータの特徴量として出力する。第3特徴量演算回路5は、局所ブロック内の画素を2値化して、主走査方向に沿って、各ラインの最大連続同一濃度画素数を係数し、最大値と最小値との差を算出する。さらに、副走査方向に沿っても同様に、差が算出され、大きい方の算出値が第3特徴パラメータの特徴値として出力される。判定回路6は、各特徴パラメータの特徴量を、多次元的に分類し、注目画素が存在している領域を識別する。
請求項(抜粋):
画像を構成する画素のうちの1つである注目画素が、文字領域および網点領域を含む各種領域のうちの、いずれの領域に存在するかを識別するための画像処理装置であって、上記注目画素と、その近傍の複数画素とからなる局所ブロックを示す局所画像データを格納するブロックメモリを備え、上記局所ブロック内の画素を所定のしきい値で2値化した2値画像に対して、連続した同じ値を持つ画素数の最大値を、当該局所ブロック内で所定の主方向に沿った主ライン毎に算出し、上記主方向とは異なる副方向に連続する少なくとも1本の主ライン毎に算出値の総和を求めて、当該総和の最大値と最小値との差を求める主方向演算部と、上記2値画像に対して、連続した同じ値を持つ画素数の最大値を上記副方向に沿った副ライン毎に算出し、上記主方向に連続する少なくとも1本の副ライン毎に算出値の総和を求めて、当該総和の最大値と最小値との差を求める副方向演算部と、上記両演算部の出力のうちの最大値を、連結度特徴パラメータの特徴量として出力する出力部とを有する連結度特徴量算出手段が設けられていると共に、上記連結度特徴パラメータに基づいて、上記注目画素の存在する領域が、上記各種領域のいずれであるかを識別するための領域識別情報を出力する識別手段を備えていることを特徴とする画像処理装置。
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 画像処理装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-264232   出願人:シャープ株式会社
  • 特開平1-227573

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