特許
J-GLOBAL ID:200903060886483820

ラジエータファンシステムの故障診断装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊藤 進
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-278323
公開番号(公開出願番号):特開平10-121968
出願日: 1996年10月21日
公開日(公表日): 1998年05月12日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】ラジエータファンシステムに対する故障診断精度、及び故障診断結果の信頼性を向上する。【解決手段】システムの故障診断に使用する各センサ、スイッチ類が全て正常、車輌停車中のアイドル状態、エアコンが停止、且つ、バッテリ電圧がファンを回転駆動する電動モータを正規に作動させる下限値以上の時、診断条件成立と判断し、この診断条件下において、ファンの停止制御から回転制御への移行後、電子制御装置30から正規に制御信号を出力しているにも関わらず、冷却水温度Twの低下がなく(S69)、或いは冷却水温度低下量ΔTwがシステムの正常時における水温低下判定値Tw1未満となり(S72)、且つ、冷却水温度が、システムが正常であれば到達しない異常水温判定値Tw2以上となって(S76)、この冷却水温度の異常状態がシステムの異常と見なし得る設定値CRASにより定まる所定時間継続した時(S77)、システムの故障と診断する。
請求項(抜粋):
ラジエータファンの回転制御時におけるエンジンの冷却水温度変化に基づいてラジエータファンシステムの故障診断を行うラジエータファンシステムの故障診断装置において、ラジエータファンの停止制御から回転制御への移行を判断する判別手段と、ラジエータファンの停止制御から回転制御への移行後、冷却水温度の低下がない状態、或いは冷却水温度の低下量が所定値未満の状態が所定時間継続したとき、ラジエータファンシステムの故障と診断する診断手段とを備えたことを特徴とするラジエータファンシステムの故障診断装置。
IPC (4件):
F01P 11/14 ,  F01P 7/04 ,  F02B 77/08 ,  G01M 15/00
FI (4件):
F01P 11/14 B ,  F01P 7/04 P ,  F02B 77/08 M ,  G01M 15/00 Z
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (2件)

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