特許
J-GLOBAL ID:200903061082834286

チタニルオキシフタロシアニン結晶とその製法及び電子写真感光体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山口 巖
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-292417
公開番号(公開出願番号):特開平8-209023
出願日: 1995年11月10日
公開日(公表日): 1996年08月13日
要約:
【要約】【課題】新規なチタニルオキシフタロシアニン結晶とその製法を提供し、その結晶を用いて近赤外域の光に高感度で高画質の電子写真感光体を提供する。【解決手段】非晶質チタニルオキシフタロシアニンをイオン性物質を溶解した水溶液に温度50°C以下で機械的力の存在下で分散,微粒子化後、この系に非水溶性有機溶媒を加え、機械力の存在下、水系に分散したチタニルオキシフタロシアニンを水分を除去しながら非水溶性有機溶媒系に移行させ、その後、非水溶性有機溶媒を除去することにより、図1に示すX線回折スペクトルを有する新規なチタニルオキシフタロシアニン結晶が得られる。また、特定の結晶格子定数を有する新規なチタニルオキシフタロシアニン結晶が得られる。これらの結晶を電荷発生材として感光体を作製する。
請求項(抜粋):
下記一般式(I)で表され、CuKαを線源とするX線回折スペクトルにおいて、ブラッグ角(2θ±0.2°)7.22°,9.60°,11.60°,13.40°,14.88°,18.34°,23.62°,24.14°,および27.32°に明瞭な回折ピークを有し、かつ、前記ブラッグ角9.60°における回折ピークが最大回折ピークであることを特徴とするチタニルオキシフタロシアニン結晶。【化1】[式(I)中、X1 ,X2 ,X3 およびX4 はそれぞれClまたはBrのいずれかを示し、n,m,lおよびkはそれぞれ0ないし4のいずれかの整数を示す。]
IPC (6件):
C09B 67/50 ,  C07D487/22 ,  G03G 5/06 313 ,  G03G 5/06 322 ,  G03G 5/06 371 ,  G03G 5/14 101
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開平3-033862
  • 電子写真用感光体
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-000374   出願人:富士電機株式会社
  • 電子写真感光体
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-142415   出願人:富士電機株式会社

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