特許
J-GLOBAL ID:200903061114864476
二重反転回転翼機
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (2件):
鹿島 義雄
, 甲斐 寛人
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-279063
公開番号(公開出願番号):特開2008-094277
出願日: 2006年10月12日
公開日(公表日): 2008年04月24日
要約:
【課題】大きな前進推力で水平方向に移動することができ、風の影響を受ける環境でも所望の方向や位置に精度よく水平移動したり、ホバリングしたりすることが容易な小型の二重反転回転翼機を提供する。【解決手段】機体本体21と、上部メインロータ22および下部メインロータ23と、主回転軸に対して傾動自在に支持されるスタビライザバー24と、スタビライザバーと上部メインロータとを連結するリンクロッド31とを備え、機尾側ダクト近傍に取り付けられ、上方に向けて延びる副回転軸に支持されるピッチングプロペラ42と、前傾姿勢を水平姿勢に戻そうとする上部メインロータ22のサイクリックピッチによって左右いずれか一方向に旋回しようとする機体に対し、下部メインロータ23のブレードに与えるサイクリックピッチによるローリングモーメントの制御により、左右の旋回力をバランスさせて直進飛行を行わせるロータ制御部を備える。【選択図】図1
請求項(抜粋):
上方と下方とが開口し側方が全周にわたってダクトで囲われた機体本体と、機体本体から上方に延びる主回転軸に沿って同軸上に支持され、主回転軸の回りを互いに反対方向に回転する上部メインロータおよび下部メインロータと、
慣性モーメントを大きくするための錘が両端に装着された棒状体からなり、棒状体の中心が主回転軸の上端において主回転軸に対して傾動自在に支持されるスタビライザバーと、
スタビライザバーが上部メインロータのブレードに対して適宜な交差角度を保ってブレードと一体に回転し得るように、スタビライザバーと上部メインロータとを連結するリンクロッドとを備え、
飛行中に慣性モーメントにより水平に維持しようとするスタビライザバーの回転面に対して上部メインロータの回転面が傾斜したときに、リンクロッドが上部メインロータのブレードに入力するサイクリックピッチによって、上部メインロータの回転面を水平に戻そうとする復元力を発生させるようにした二重反転回転翼機において、
機尾側ダクト近傍に取り付けられ、上方に向けて延びる副回転軸に支持されるピッチングプロペラと、
ピッチングプロペラにより機体重心周りの頭下げモーメントを与えて機体を前傾姿勢で飛行させるときに、前傾姿勢を水平姿勢に戻そうとする上部メインロータのサイクリックピッチ入力によって左右いずれか一方向に旋回しようとする機体に対し、下部メインロータのブレードに入力するサイクリックピッチによるローリングモーメントの制御、および、上部メインロータと下部メインロータとの回転速度を変化させてヨー方向のトルクを発生することによるヨーイングモーメントの制御により、機体を前記一方向と逆方向に旋回させるための旋回力を与えて左右の旋回力をバランスさせて直進飛行を行わせるロータ制御部を備えたことを特徴とする二重反転回転翼機。
IPC (2件):
FI (2件):
Fターム (5件):
2C150CA09
, 2C150DA17
, 2C150DK02
, 2C150ED49
, 2C150EG03
引用特許:
出願人引用 (3件)
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特開平1-101297号公報
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特許第3723820号公報
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操作自在な無人低速飛翔体
公報種別:公開公報
出願番号:特願平9-285492
出願人:株式会社小松製作所
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