特許
J-GLOBAL ID:200903061164464568
同報音を用いた情報伝達方法および情報伝達装置
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (4件):
福田 賢三
, 福田 伸一
, 福田 武通
, 加藤 恭介
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-302872
公開番号(公開出願番号):特開2009-128590
出願日: 2007年11月22日
公開日(公表日): 2009年06月11日
要約:
【課題】移動音源である緊急自動車の同報音である電子サイレン音などに、別の情報を埋め込み、情報復調装置で復調する。その際に、ドプラ効果の影響を受けない情報伝達方法とする。【解決手段】同報音が繰り返し音のとき、まず、伝達しようとするデジタル信号に従って、同報音を構成する要素音の長さを変化させる、又は、同報音に含ませる低調波や高調波成分として倍音を断続して変化させることで、同報音にデジタル信号が重畳した変調同報音信号を生成し、基本音と共に拡声器で放送する。受信者は、基本音と変調同報音を受信して、上記変調同報音から、長さや周波数の変化した要素音信号とその対の音信号を抽出する。この抽出で、周波数比はドプラ効果の影響を受けないことを利用する。抽出した音信号の長さや、スペクトルにおける倍音の有無から、伝達されたデジタル信号を復調する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
移動音源からの同報音を用いて公衆にデジタル信号を伝達する装置であって、
上記同報音は、複数の異なる要素音が周期的順序で配置された音であり、
上記要素音のいずれかの属性を変化させた複数(n)の別状態を生成し、これら複数の状態をn値デジタル信号に対応するn状態とし、
1)伝達しようとするデジタル信号に従って、上記要素音を該デジタル信号に対応する状態に変化させ、上記同報音にデジタル信号が重畳した変調同報音信号を生成する変調同報音信号生成手段と、
2)上記変調同報音を放送する放送手段と、
3)上記変調同報音を受信する受信手段と、
4)上記変調同報音から周波数の変化した要素音信号と該要素音信号に重畳された変調同報音信号を抽出する変調同報音信号抽出手段と、
5)上記4)で抽出した変調同報音信号の属性を計測して、伝達されたデジタル信号を復調する復調手段と、
を備えることを特徴とする同報音を用いた情報伝達装置。
IPC (2件):
FI (2件):
G10L19/00 230
, H04J11/00 Z
Fターム (4件):
5K022EE02
, 5K022EE14
, 5K022EE21
, 5K022EE31
引用特許:
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