特許
J-GLOBAL ID:200903061189744522

電界発光素子

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉村 次郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-097668
公開番号(公開出願番号):特開平8-273832
出願日: 1995年03月31日
公開日(公表日): 1996年10月18日
要約:
【要約】【目的】 背面電極に断線の発生しにくい構造の電界発光素子を提供する。【構成】 透明基板11上に、透明電極12、P型有機系薄膜13、発光材料を含むN型有機系薄膜14が順次積層され、N型有機系薄膜14を発光させるべき部分上に、N型有機系薄膜14の電子親和力との差の小さい仕事関数を有する材料でなる電子注入電極部15Aが形成され、この電子注入電極部15Aを覆うように、N型有機系薄膜14の電子親和力との差の大きい仕事関数を有する材料でなる配線用電極部15Bが形成された構造としたことにより、背面電極15全体をN型有機系薄膜14に接合させて形成することを可能にした。このような構造であるため、背面電極15に断線が発生するのを防止することができる。
請求項(抜粋):
相対向するアノード電極とカソード電極との間に、前記カソード電極と接合するように電子被注入層を備え、前記カソード電極から電子が注入された電子と前記アノード電極からの正孔とが再結合する領域が発光する電界発光素子において、前記カソード電極が、前記電子被注入層に電子を注入する電子注入電極部と、前記電子注入電極部と一体的に設けられた配線用電極部と、からなり、前記電子注入電極部の仕事関数と前記電子被注入層の電子親和力との差が、前記配線用電極部の仕事関数と前記電子被注入層の電子親和力との差より小さいことを特徴とする電界発光素子。
引用特許:
審査官引用 (3件)

前のページに戻る