特許
J-GLOBAL ID:200903061207285247

荷重を監視するためのセンサを備えたベアリングアセンブリ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊東 忠彦 (外3名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-574844
公開番号(公開出願番号):特表2003-530565
出願日: 2001年03月21日
公開日(公表日): 2003年10月14日
要約:
【要約】自動車の車輪Wをサスペンションシステムの構成要素Cに結合させるベアリングアセンブリAは、ハウジング14に取り付けられるハブ12と、サスペンションシステムの構成要素Cに取り付けられるハウジング14とを含む。ハウジング14は、ハブ12に嵌合するコーン40上のレースウェイ42を囲繞する2つのテーパー付きレースウェイ58を有する。テーパー付きローラ54は、ハウジング14とコーン40のレースウェイ42,58の間で2列に配設され、車輪Wの回転時にレースウェイ42,58に沿って転がる。ローラ54は、外側のレースウェイ58上を転がるので、ハウジング14上の複数の歪センサMによって監視される瞬間的な撓みをハウジング14に付与する。センサMによって生成される歪信号は、車輪Wと路面との間の接触領域での条件を反映している。このベアリングアセンブリが産業上で利用されると、センサの電気信号によって、これらの信号を解析するプロセッサ等にとって有用な指標が供給され、ベアリングアセンブリを内蔵するシステム内の種々の構成要素に負荷される荷重が決定される。
請求項(抜粋):
自動車の車輪と自動車のサスペンションシステムの構成要素との結合構造において、ベアリングアセンブリが、前記車輪が前記サスペンションシステムの構成要素に対して軸まわりに回転できるように前記車輪と前記サスペンションシステムの構成要素とを結合させつつ、ビークルダイナミクスコントロールシステムのためにベアリング荷重の監視機能を提供し、 該ベアリングアセンブリが、フランジ及び該フランジから突出するスピンドルを含むハブを第1に含み、該ハブの軸は、回転軸を構成し、前記スピンドルは、第1及び第2のレースウェイを有し、該第1及び第2のレースウェイは、前記軸に対して外側に向くと共に、前記軸に対して反対方向に傾斜しており、 前記ベアリングアセンブリが、スピンドルのインナーレースを囲繞するハウジングを第2に含み、該ハウジングは、前記第1及び第2のレースウェイを各々囲繞する内側に向く外側の第1及び第2のレースウェイを有し、各外側のレースウェイは、それぞれが囲繞する内側のレースウェイの方向に前記軸に対して傾斜しており、 前記ベアリングアセンブリが、前記第1のレースウェイの間及び第2のレースウェイの間で第1及び第2列に配列された転がり部材を第3に含み、該転がり部材は、前記ハウジングとスピンドルとの間でラジアル荷重及びスラスト荷重を伝達するためレースウェイに接触しており、 前記ベアリングアセンブリが、周方向若しくは周方向-軸方向での歪を測定する少なくとも1つの歪センサを第4に含み、該少なくとも1つの歪センサは、少なくとも1つの搭載位置でハウジングに取り付けられ、該少なくとも1つの搭載位置は、ハウジングの上部、ハウジングの底部、ハウジングの両側部、若しくはこれらの種々の組み合わせであり、 前記ベアリングアセンブリが、ハブのフランジに取り付けられた車輪を第5に含み、前記ハウジングは、前記サスペンションシステムの構成要素に取り付けられており、これにより、前記ベアリングアセンブリが、前記サスペンションシステムに車輪を結合させ、前記サスペンションシステムと車輪との間で伝達される荷重を監視する、結合構造。
IPC (2件):
G01L 5/00 ,  B60G 17/00
FI (2件):
G01L 5/00 K ,  B60G 17/00
Fターム (8件):
2F051AA01 ,  2F051AA11 ,  2F051AB09 ,  2F051BA07 ,  3D001AA02 ,  3D001CA01 ,  3D001DA05 ,  3D001DA16
引用特許:
審査官引用 (6件)
  • 特開平3-209016
  • 軸受用荷重測定装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-217088   出願人:日本精工株式会社
  • 車輪測定ハブ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平9-180133   出願人:バイエリッシェモートーレンウエルケアクチエンゲゼルシャフト
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