特許
J-GLOBAL ID:200903061221844097

プロピレン重合体組成物

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴木 俊一郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-098356
公開番号(公開出願番号):特開平9-143338
出願日: 1996年04月19日
公開日(公表日): 1997年06月03日
要約:
【要約】【課題】 剛性、硬度、耐熱性、成形性に優れるとともに耐衝撃性および引張り伸びなどの靱性にも優れたプロピレン重合体組成物を提供する。【解決手段】 (1) MFRが10〜400g/10分であり、(2) 極限粘度[η]が4〜10dl/gで、かつエチレン単位を30〜50モル%の量で含む常温n-デカン可溶成分を3〜20重量%の量で含有し、(3) ポリプロピレン成分のMFRが20〜450g/10分であり、かつI5 が0.95以上である、プロピレンブロック共重合体[A]25〜94重量%と、(1) 1-ヘキセン単位を7〜20モル%の量で含有し、(2) 極限粘度[η]が1.0〜5dl/gであり、(3) ガラス転移点(Tg)が-50°C以下であり、(4) 密度が0.860〜0.900g/cm3である、エチレン・1-ヘキセンランダム共重合体[B]5〜45重量%と、[C]無機充填材1〜30重量%と、からなるプロピレン重合体組成物。
請求項(抜粋):
[A](1) ASTM D1238に準拠して測定されるメルトフローレート(MFR:230°C、2.16kg荷重下)が10〜400g/10分であり、(2) 常温n-デカン可溶成分を3〜20重量%の量で含有し、該常温n-デカン可溶成分の極限粘度[η]が4〜10dl/gであり、かつエチレンから導かれる単位を30〜50モル%の量で含有し、(3) ポリプロピレン成分のメルトフローレートが20〜450g/10分であり、かつ13C-NMR法により求められるペンタッドアイソタクティシティ(I5)が0.95以上である、プロピレンブロック共重合体25〜94重量%と、[B](1) 1-ヘキセンから導かれる単位を7〜20モル%の量で含有し、(2) 極限粘度[η]が1.0〜5dl/gであり、(3) ガラス転移点(Tg)が-45°C以下であり、(4) 密度が0.860〜0.900g/cm3である、エチレン・1-ヘキセンランダム共重合体5〜45重量%と、[C]無機充填材1〜30重量%と、からなることを特徴とするプロピレン重合体組成物。
IPC (5件):
C08L 53/00 LLY ,  C08K 3/00 KDY ,  C08K 3/00 LLV ,  C08L 23/08 LCN ,  C08L 23/20 LCZ
FI (5件):
C08L 53/00 LLY ,  C08K 3/00 KDY ,  C08K 3/00 LLV ,  C08L 23/08 LCN ,  C08L 23/20 LCZ
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • ポリプロピレン組成物
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-217501   出願人:三井石油化学工業株式会社, トヨタ自動車株式会社

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