特許
J-GLOBAL ID:200903061258248478

模様塗膜形成方法及び塗装板

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-181536
公開番号(公開出願番号):特開2000-296361
出願日: 1999年06月28日
公開日(公表日): 2000年10月24日
要約:
【要約】【課題】無機質建材等の各種基材に積層意匠塗膜を形成にあたり、意匠柄の膜厚の均一化、各層間での密着性、耐候性が良好な模様塗膜形成方法及び塗装板を提供する。【解決手段】被塗基材に、床すべり抵抗係数が0.1〜1のベースコートを形成し、その上に、特定配置、構造のメッシュロール、スポンジ転写ロール、クリーニングロールとを有するロールコーターによって塗装時残留粘度が0.1〜5Pa・s、降伏値が5〜30Paで、表面張力が25〜45dyn/cmの模様塗膜を形成し、さらにその上に、特定表面張力、特定紫外線透過率のクリヤー塗膜を形成する模様塗膜形成方法。好ましくは、クリヤー塗膜に骨材を含有する。
請求項(抜粋):
被塗基材にベースコートを形成し、その上に、ロールコーターによって所定意匠の模様塗膜を形成し、さらにその上にクリヤー塗膜を形成する模様塗膜形成方法において、(1)前記ベースコート形成用塗料の床すべり抵抗係数が0.1〜1、(2)前記模様塗膜形成用塗料の塗装時残留粘度が0.1〜5Pa・s、降伏値が5〜30Paで、表面張力が25〜45dyn/cm、(3)前記クリヤー塗膜形成用塗料は、その表面張力が、前記ベースコートおよび前記模様塗膜の表面張力より大きくなく、このクリヤー塗膜形成用塗料から得られる乾燥塗膜が膜厚10μmである場合の、波長300〜320nmにおける紫外線透過率が0〜50%であって、(4)前記ロールコーターが、塗料タンクから供給された前記模様塗膜形成用塗料を、表面に形成された複数の溝に所定の膜厚で保持するメッシュロールと、前記メッシュロールと接触し、メッシュロールに保持された模様塗膜形成用塗料が転移するロールであって、前記被塗基材に接触し所定意匠の模様塗膜を転写するスポンジ転写ロールと、前記スポンジ転写ロールの前記被塗基材に対する接触力より大きな押圧力で前記スポンジ転写ロールに押圧配置されるロールであって、転写位置通過後にスポンジ転写ロールに残留した模様塗膜形成用塗料を回収しスポンジ転写ロールの表面のクリーニングを行うクリーニングロールとを有するものであることを特徴とする模様塗膜形成方法。
IPC (3件):
B05D 5/06 101 ,  B05D 1/28 ,  B05C 1/02 102
FI (3件):
B05D 5/06 101 Z ,  B05D 1/28 ,  B05C 1/02 102
Fターム (18件):
4D075AC23 ,  4D075AC30 ,  4D075AC73 ,  4D075AC84 ,  4D075CA13 ,  4D075CA32 ,  4D075CB21 ,  4D075DB11 ,  4D075DC01 ,  4F040AA02 ,  4F040AA19 ,  4F040BA12 ,  4F040BA18 ,  4F040CB02 ,  4F040CB03 ,  4F040CB06 ,  4F040CB15 ,  4F040CB21
引用特許:
審査官引用 (8件)
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