特許
J-GLOBAL ID:200903061277291228

線状加熱による金属板の曲げ加工方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 坂本 光雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-246170
公開番号(公開出願番号):特開平7-075835
出願日: 1993年09月07日
公開日(公表日): 1995年03月20日
要約:
【要約】【目的】 金属板の線状加熱による曲げ加工を熟練技術者に頼らないでも実施できるようにする。【構成】 初期形状と目的形状の幾何学的情報をインプットした後(ステップ1)、初期形状の有限要素法のメッシュ分割(ステップ2)して、分割形状を目的形状の上に写像させる(ステップ3)。初期形状を目的形状に強制的に弾性変形させて、各要素内の目的固有歪を求める(ステップ4)。求めた目的固有歪を、複数の加熱線の適当な配置あるいは加熱条件の調整によって実現する(ステップ5)。加熱条件と生成固有歪との定量的関係を求めて、加熱条件が与えられたときの生成固有歪が求められるようにする(ステップ6)。ステップ5とステップ6で求められた加熱方法により指示された位置に、加熱器を静止した状態で一定時間継続して加熱して固有歪を付与し目的形状に曲げ加工する(ステップ7,8,9)。
請求項(抜粋):
金属板を初期形状から最終の目的形状に曲げ加工するために、先ず、初期形状と目的形状の幾何学情報をインプットし、初期形状に基づいて有限要素法のメッシュ分割を行って、その分割形状を目的形状の上に写像し、次いで、初期形状から目的形状まで強制的に変形させて目的固有歪分布を計算し、得られた目的固有歪分布を複数の加熱線の配置あるいは加熱条件の調整によって生成される生成固有歪で表現し、このとき実験的、解析的あるいは相似則を導入することによって求められた加熱装置と被加工材の組合わせに対する加熱条件と生成固有歪との定量的関係を用い、次に、各要素について加熱強度の組合せと加熱方向、加熱線間隔を求めて表示した後、加熱条件が与えられたときに求められた生成固有歪を初期形状に付与することによって曲り形状の確認のための弾性シミュレーションを行った上で、金属板の曲げ加工を行うことを特徴とする線状加熱による金属板の曲げ加工方法。
引用特許:
審査官引用 (1件)

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