特許
J-GLOBAL ID:200903061279853290

適応最尤系列推定器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 柿本 恭成
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-202294
公開番号(公開出願番号):特開平7-058676
出願日: 1993年08月16日
公開日(公表日): 1995年03月03日
要約:
【要約】【目的】 伝送路及び位相の推定動作が十分行われている時、位相誤差検出に用いる伝送路の推定誤差が小さな値になるという問題を解決し、固定小数点演算のDSP等で適応最尤系列推定器を実現しても、位相誤差検出の計算精度が劣化しない。【構成】 受信信号の位相変動を補償する位相回転部40と、ビタビ・アルゴリズム処理部60と、伝送路のインパルス応答を推定する伝送路推定部70Aと、受信信号の位相変動を推定する位相推定部80Aとを備えた適応最尤系列推定器において、位相推定部80A内に設けられる位相誤差検出回路81Aは、位相回転部40によって位相を補償した受信信号crn と、伝送路推定部70A内の受信信号再生手段71で計算された受信信号の推定値Ernとから、位相誤差△φnを検出する。
請求項(抜粋):
位相推定値に基づき受信信号の位相を回転させて該受信信号の位相変動を補償する位相回転部と、前記補償後の受信信号を入力し、伝送路のインパルス応答推定値に基づきビタビ・アルゴリズムに従って送信シンボルの推定を行い、推定送信シンボル系列を出力するビタビ・アルゴリズム処理部と、前記推定送信シンボル系列と前記伝送路のインパルス応答推定値とから受信信号の推定値を算出する受信信号再生手段を有し、前記補償後の受信信号から該受信信号の推定値を差し引いて推定誤差を算出し、該推定誤差及び前記推定送信シンボル系列に基づき、適応アルゴリズムに従い伝送路のインパルス応答を更新して新しい前記伝送路のインパルス応答推定値を前記ビタビ・アルゴリズム処理部及び受信信号再生手段に与える伝送路推定部と、受信信号の位相誤差を検出する位相誤差検出手段を有し、該位相誤差を位相修正値として位相推定値に加えて新しい前記位相推定値を前記位相回転部に与える位相推定部とを、備えた適応最尤系列推定器において、前記位相誤差検出手段は、前記補償後の受信信号と前記受信信号の推定値とを用いて前記位相誤差を検出する構成にしたことを特徴とする適応最尤系列推定器。
IPC (4件):
H04B 7/005 ,  H03M 13/12 ,  H04B 7/26 ,  H04L 27/01
FI (2件):
H04B 7/26 C ,  H04L 27/00 K
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開平3-119838
  • 特開平4-120823
  • ビタビ等化方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-051131   出願人:富士通株式会社

前のページに戻る