特許
J-GLOBAL ID:200903061308482388

静電荷像現像用トナー

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 渡辺 敬介 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-054931
公開番号(公開出願番号):特開平11-249335
出願日: 1998年03月06日
公開日(公表日): 1999年09月17日
要約:
【要約】【課題】 低湿環境や高湿環境でも長期にわたり安定した転写性を示す静電荷像現像用トナーを提供することにある。【解決手段】 本発明は、結着樹脂及び磁性酸化鉄を少なくとも含有する静電荷像現像用トナーにおいて、該磁性酸化鉄は、鉄元素を基準として、Mn、Zn、Ni、Cu、Co、Cr、Cd、Al、Sn及びMgからなるグループから選択される1種以上の金属元素を0.2乃至4.0重量%含有し、さらに、ケイ素元素を0.2乃至0.8重量%含有しており、該磁性酸化鉄は、該磁性酸化鉄の鉄元素溶解率が20重量%までに存在するケイ素元素の含有量BSiと該磁性酸化鉄中に存在する全ケイ素元素の含有量ASiとの比(BSi/ASi)×100が45乃至85%であり、且つ該磁性酸化鉄の鉄元素溶解率が10重量%までに存在するケイ素元素の含有量CSiと該含有量ASiとの比(CSi/ASi)×100が35乃至70%であり、該結着樹脂は、少なくともビニル系共重合体とポリエステル樹脂との反応生成物を含むものである。
請求項(抜粋):
結着樹脂及び磁性酸化鉄を少なくとも含有する静電荷像現像用トナーにおいて、該磁性酸化鉄は、鉄元素を基準として、Mn、Zn、Ni、Cu、Co、Cr、Cd、Al、Sn及びMgからなるグループから選択される1種以上の金属元素を0.2乃至4.0重量%含有し、さらに、ケイ素元素を0.2乃至0.8重量%含有しており、該磁性酸化鉄は、該磁性酸化鉄の鉄元素溶解率が20重量%までに存在するケイ素元素の含有量BSiと該磁性酸化鉄中に存在する全ケイ素元素の含有量ASiとの比(BSi/ASi)×100が45乃至85%であり、且つ該磁性酸化鉄の鉄元素溶解率が10重量%までに存在するケイ素元素の含有量CSiと該含有量ASiとの比(CSi/ASi)×100が35乃至70%であり、該結着樹脂は、少なくともビニル系共重合体とポリエステル樹脂との反応生成物を含み、(a)該結着樹脂は、該結着樹脂100重量部に対し、酢酸エチルに不溶な成分(G)を2乃至60重量部及び酢酸エチルに溶解する成分(S)を40乃至98重量部含有し、(b)該酢酸エチルに不溶な成分(G)中のポリエステル樹脂成分(Gp)の含有量が40乃至98重量%であり、(c)該酢酸エチルに溶解する成分(S)中のポリエステル樹脂成分(Sp)の含有量が20乃至90重量%であり、かつ、(d)該酢酸エチルに不溶な成分(G)中のポリエステル樹脂成分(Gp)の含有量と該酢酸エチルに溶解する成分(S)中のポリエステル樹脂成分(Sp)の含有量との比(Sp/Gp)が、0.5乃至1であることを特徴とする静電荷像現像用トナー。
IPC (2件):
G03G 9/083 ,  G03G 9/087
FI (3件):
G03G 9/08 301 ,  G03G 9/08 325 ,  G03G 9/08 331
引用特許:
審査官引用 (18件)
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