特許
J-GLOBAL ID:200903061324281430

硬化したタイヤから分解可能な環状支持体を取り外す方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 稲葉 良幸 (外2名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-561522
公開番号(公開出願番号):特表2003-523851
出願日: 2001年02月13日
公開日(公表日): 2003年08月12日
要約:
【要約】環状支持体(1)は、ほぼU字形の本体と、フランジ(24)とカウンターフランジ(25)との間に係合される取付板(22)とをそれぞれが有する周方向に分布したセクタを備える。セクタ(2a、2b)の整合によって、加硫時には、タイヤ(5)の内面から短い距離にある環状支持体の内面全体をなめる蒸気流が作られ、効率的で均一な熱伝達が確保される。環状支持体(1)の取り外しでは、各セクタは、フランジ(24)とカウンタフランジ(25)の解除後、タイヤ(5)のショルダ領域の近くにそれぞれ配された両方の軸(K、K’)を中心とする角度振動と組み合わされた求心的な径方向の動作によってタイヤから抜き取られる。高圧動作流体をタイヤ(5)と環状支持体(1)との間に導入してタイヤ自体の一次分離を起こすことができる。
請求項(抜粋):
硬化したタイヤ(5)から分解可能な環状支持体を取り外す方法であって、 硬化したタイヤ(5)を保持する環状支持体(1)を、解体ステーション(40a)に配置するステップであって、前記環状支持体(1)は、幾何学的基準軸(Y)を中心にして周方向に分布され、かつセクタ(2a、2b)に対して軸方向に両側の位置で相互に係合するフランジ(24)とカウンタフランジ(25)とによって互いに締結される複数のセクタ(2a、2b)を備えている、ステップと、 前記フランジ(24)から前記カウンタフランジ(25)を外すステップと、 前記セクタ(2a、2b)から前記フランジ(24)とカウンタフランジ(25)とを軸方向に移動するステップと、 求心的な径方向の並進動作によって前記タイヤ(5)から各セクタ(2a、2b)を取り外すステップと、を含み、 前記セクタ(2a、2b)のうちの少なくとも1つに対して、前記求心的な径方向の並進動作と同時に、前記幾何学的基準軸(Y)に対する径方向にほぼ垂直であり、かつ前記タイヤ(5)の赤道面(X)に対して軸方向にオフセットされた子午面内に位置する、振動軸(K、K’)を中心にして生じる角度回転動作が伝達されることを特徴とする方法。
IPC (4件):
B29C 33/44 ,  B29C 33/02 ,  B29C 35/02 ,  B29L 30:00
FI (4件):
B29C 33/44 ,  B29C 33/02 ,  B29C 35/02 ,  B29L 30:00
Fターム (10件):
4F202AH20 ,  4F202CA21 ,  4F202CB01 ,  4F202CZ05 ,  4F202CZ08 ,  4F203AH20 ,  4F203DA11 ,  4F203DB01 ,  4F203DC01 ,  4F203DL10
引用特許:
審査官引用 (5件)
  • 特開昭53-121303
  • タイヤ加硫装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-201223   出願人:不二商事株式会社
  • タイヤ加硫装置および加硫方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平10-127171   出願人:株式会社ブリヂストン
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