特許
J-GLOBAL ID:200903061420550566

印刷装置,画像記録方法およびそのプログラムを記録した記録媒体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 下出 隆史 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-214110
公開番号(公開出願番号):特開平10-157167
出願日: 1997年07月23日
公開日(公表日): 1998年06月16日
要約:
【要約】【課題】 単位面積当たりの濃度の異なるドットや色相の異なるドットを用いて印刷を行なうプリンタで、異なる種類のドットのオン・オフを適正に決定し、印刷の品位を高める。【解決手段】 入力した階調データDSから、濃淡ドットの各記録率Rn,Rtをテーブルを参照して決定し、その後、閾値マトリックスTMを参照して得られた閾値Dref と比較して、濃ドットを形成するか否かを組織的ディザ法により行なう。濃ドットを形成しないと判断した場合には、次に淡ドットの記録率Rtを濃ドットの記録率Rnだけ嵩上げしてから、同じ閾値Dref と比較し、淡ドットを形成するか否かを判断する。この結果、同じ閾値マトリックスを用いながら、濃淡ドットを重ならせることなく、所望の記録率で記録することができる。異なる色相間でも同様に同じ閾値マトリックスを用い、干渉することなくドットのオン・オフを決定する。
請求項(抜粋):
性質が異なる2種類以上のドットを、対象物上に記録可能なヘッドを備え、該ドットの分布により多階調の画像を記録可能な印刷装置であって、印刷すべき画像の階調信号を画素毎に順次入力する入力手段と、前記入力した階調信号に基づいて、各画素毎に、前記性質が異なる2種類以上のドットの各々についての記録率を求める記録率決定手段と、前記性質が異なる2種類以上のドットのうち一種類のドットについて該決定された記録率を、予め用意したディザパターンに対応した閾値マトリックスと比較して、該画素に対応した位置に、該一種類のドットを形成するか否かを判断する第1のドット形成判断手段と、前記性質が異なる他の種類のドットについて決定された記録率を、前記閾値マトリクスと比較して、前記一種類のドットを形成すると判断した画素に対応する位置を除いて該画素に対応した位置に該他の種類のドットを形成するか否かを判断する第2のドット形成判断手段と、前記第1,第2のドット形成判断手段の判断結果に基づいて、前記ヘッドを駆動して、性質が異なる2種類以上のドットを形成するヘッド駆動手段とを備えた印刷装置。
IPC (4件):
B41J 2/205 ,  B41J 2/52 ,  H04N 1/23 101 ,  H04N 1/405
FI (4件):
B41J 3/04 103 X ,  H04N 1/23 101 B ,  B41J 3/00 A ,  H04N 1/40 C
引用特許:
出願人引用 (5件)
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