特許
J-GLOBAL ID:200903061426448682

油圧ポンプのカットオフ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 春日 讓
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-285714
公開番号(公開出願番号):特開平11-117873
出願日: 1997年10月17日
公開日(公表日): 1999年04月27日
要約:
【要約】【課題】オペレータの操作性・作業性を向上し、かつコストダウンを図ることができる油圧ポンプのカットオフ装置を提供する。【解決手段】カットオフ装置は、第1及び第2油圧ポンプ2,3の吐出圧PD1,PD2をそれぞれ検出する圧力センサ68,69と、これらに応じて、第1及び第2油圧ポンプ2,3の吐出流量がカットオフ流量まで減少するようにレギュレータ21,22を動作させるカットオフ制御部50bとから形成され、カットオフ制御部50bは、吐出圧PD1,PD2の平均圧PD12を算出する平均圧演算部50baと、平均圧PD12がカットオフ圧力PDCより小さい場合にはポンプ吸収トルクTRを通常のTR1に設定し、PD12がPDC以上になるとTRをTR1より小さなTR0に設定する関数発生器50bbと、このTRに応じソレノイド制御弁66を駆動する制御信号SI3を発生する関数発生器50bcとを備えている。
請求項(抜粋):
原動機によって駆動される可変容量型の複数の油圧ポンプと、これら複数の油圧ポンプの吐出回路の最大圧力を決定するリリーフ弁と、前記複数の油圧ポンプから吐出された圧油により駆動される複数のアクチュエータと、これら複数のアクチュエータをそれぞれ操作する複数の操作手段と、前記複数の油圧ポンプの押しのけ容積をそれぞれ制御する複数のポンプ制御手段とを備える油圧駆動装置に設けられ、前記複数の油圧ポンプの吐出圧をそれぞれ検出する複数の吐出圧検出手段と、これら複数の吐出圧検出手段でそれぞれ検出された吐出圧に応じて、当該油圧ポンプの吐出流量が所定のカットオフ流量まで減少するように対応する前記ポンプ制御手段を動作させるカットオフ制御を行うカットオフ制御手段とを備えた油圧ポンプのカットオフ装置において、前記カットオフ制御手段は、前記複数の吐出圧検出手段でそれぞれ検出された吐出圧のすべてが前記リリーフ弁で決定される最大圧力近くの所定のカットオフ圧力に近づいたかどうかを判定する判定手段と、この判定手段ですべての前記吐出圧が前記カットオフ圧力に近づいたと判定された場合にのみ、前記カットオフ制御を行うための信号として、前記複数の油圧ポンプのすべての吐出流量を前記カットオフ流量まで減少させる共通のカットオフ制御信号を生成し、前記複数のポンプ制御手段へ出力する制御信号出力手段とを備えていることを特徴とする油圧ポンプのカットオフ装置。
IPC (3件):
F04B 49/00 341 ,  E02F 9/22 ,  F15B 11/00
FI (3件):
F04B 49/00 341 ,  E02F 9/22 L ,  F15B 11/00 B
引用特許:
出願人引用 (6件)
  • 建設機械の油圧駆動装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-347782   出願人:日立建機株式会社
  • 特開昭60-250132
  • 特開昭55-043245
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