特許
J-GLOBAL ID:200903061438642867

転がり軸受の余寿命診断方法及びこの余寿命診断装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 武政 善昭 ,  員見 正文 ,  畑▲崎▼ 昭
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-102995
公開番号(公開出願番号):特開2005-291738
出願日: 2004年03月31日
公開日(公表日): 2005年10月20日
要約:
【課題】 転がり軸受の寿命に多大に影響する、潤滑油へのゴミの混入や水の混入による潤滑油の劣化状態を、加速度センサの共振周波数帯信号や高周波信号を用いることにより、検出したゴミの状態、潤滑油の状態を根拠にその寿命を早期に高精度に推定する。【解決手段】 転がり軸受3におけるゴミ混入状態と振動・軸受寿命との関係、及び潤滑油の劣化と振動・軸受寿命とに関し、各転がり軸受3の型番、メーカー名等の軸受諸元毎について、加速度センサ4を用いて振動信号等を実験装置により採取する基礎データ採取手段と、回転機器1,2に備えられた、余寿命を診断する転がり軸受3について測定する測定手段と、測定手段により求めた測定値と、軸受諸元判定手段の判定結果と、基礎データ採取手段で求めたデータとを用いて、被診断転がり軸受3のゴミ混入状態と潤滑油の劣化状態を推定し、被診断転がり軸受3の余寿命を算出する判定手段と、から成る。【選択図】 図3
請求項(抜粋):
転がり軸受(3)におけるゴミ混入状態と振動・軸受寿命との関係、及び潤滑油の劣化と振動・軸受寿命とに関し、各転がり軸受(3)の型番、メーカー名等の軸受諸元毎について、加速度センサ(4)を用いて振動信号を求め、最も高感度検出が可能な共振周波数帯信号を含む周波数帯域信号を実験装置により採取する基礎データ採取手段と、 ポンプ、ファン等の回転機器(1,2)に備えられた、余寿命を診断する転がり軸受(3)について、加速度センサ(4)を用いて振動信号を求め、最も高感度検出が可能な共振周波数帯信号を含む周波数帯域信号を測定する測定手段と、 前記測定手段により求めた測定値と、前記軸受諸元判定手段の判定結果と、前記基礎データ採取手段で求めたデータとを用いて、前記被診断転がり軸受(3)のゴミ混入状態と潤滑油の劣化状態を推定し、該被診断転がり軸受(3)の余寿命を算出する判定手段と、 から成る、ことを特徴とする転がり軸受の余寿命診断方法。
IPC (3件):
G01M13/04 ,  G01H17/00 ,  G01M19/00
FI (3件):
G01M13/04 ,  G01H17/00 A ,  G01M19/00 A
Fターム (18件):
2G024AC01 ,  2G024AD02 ,  2G024AD22 ,  2G024BA12 ,  2G024BA15 ,  2G024BA19 ,  2G024BA21 ,  2G024CA13 ,  2G024DA09 ,  2G024EA01 ,  2G024FA04 ,  2G024FA06 ,  2G064AA17 ,  2G064AB22 ,  2G064CC02 ,  2G064CC29 ,  2G064CC47 ,  2G064CC54
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (1件)
引用文献:
出願人引用 (1件)
  • 実践振動法による設備診断, 1998, p.64,183,184
審査官引用 (1件)
  • 実践振動法による設備診断, 1998, p.64,183,184

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