特許
J-GLOBAL ID:200903061500197042

有機性廃棄物を乾燥、炭化処理する方法及び処理装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 村迫 俊一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-250776
公開番号(公開出願番号):特開2001-072979
出願日: 1999年09月03日
公開日(公表日): 2001年03月21日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 有機性材料等の廃棄物を回収して乾燥及び炭化処理を行う際に、加熱シリンダーやスクリューを傷めることがなくて、排気ダクト内に無用な成分が凝縮しないで、環境衛生的に優れた加熱処理を提供する。【解決手段】 加熱可能な円筒体2の内部にスパイラルスクリュー3aを片持ち式に回転自在に設けて形成したスパイラルスクリューコンベヤ3を、横置きに複数段重ねて配置して連続した加熱円筒部を形成し、外套壁1aと加熱円筒体との間に仕切り壁1bを設けてジグザグ状の熱風通路4aを形成して加熱炉1を形成し、加熱炉に熱風発生炉5を連設すると共に、加熱円筒部4の最上部に供給装置7と最下部に排出装置8を設けて有機性廃棄物を連続的に乾燥及び炭化処理可能とし、且つ、円筒体の先端部に排気ダクト6を設けて、先端を熱風発生炉の給気装置11に連結してエゼクター装置11bにより排気ガスを燃焼分解することを特徴とする。
請求項(抜粋):
加熱可能な円筒体の内部に片持ち式のスパイラルスクリューを回転自在に設けたスパイラルスクリューコンベヤを横置きの状態に複数段重ねて配置して、前記円筒体の端部を連通路により連結して加熱円筒部を形成し、該加熱円筒部を囲むようにして外套壁を設けると共に、該外套壁と加熱円筒体との間に仕切り壁を設けてジグザグ状の熱風通路となした加熱炉を形成し、該加熱炉の底部又は近傍に加熱炉へ熱風を供給する熱風発生炉を連設して、前記加熱円筒部を熱風により外側から加熱することにより含水有機性廃棄物等を乾燥及び炭化処理する方法に於いて、前記加熱円筒部の最上部の一端に設けた供給口に余分な空気を取り入れないように二重のダンパーを介して供給装置から含水有機性廃棄物等を投入して、前記スパイラルスクリューコンベヤにより攪拌しながら順次下流の加熱円筒体へ移送しつつ、上流の加熱円筒部内に於いて乾燥処理をして、次いで該処理物を下流の加熱円筒部内に於いて炭化処理をして、前記加熱円筒部の最下部に設けた排出口から排出装置へ送り出して、外部から空気が吸入されないように二重のダンパーを介して該排出装置により貯溜タンクへ排出すると共に、前記加熱円筒部で発生する気化ガスを、加熱円筒体の先端に連結した排気ダクトを通して燃焼空気の供給流によるベンチュリー効果により吸引して、燃焼空気と混合して熱風発生炉内で燃焼させることを特徴とする含水有機性廃棄物を乾燥、炭化処理する方法。
IPC (4件):
C10B 53/00 ,  B09B 3/00 ,  C10B 47/44 ,  C10B 57/10
FI (6件):
C10B 53/00 A ,  C10B 47/44 ,  C10B 57/10 ,  B09B 3/00 302 E ,  B09B 3/00 302 F ,  B09B 3/00 303 H
Fターム (15件):
4D004AA02 ,  4D004AA03 ,  4D004AA04 ,  4D004AA46 ,  4D004AB01 ,  4D004CA26 ,  4D004CA42 ,  4D004CB08 ,  4D004CB36 ,  4D004CB43 ,  4D004CB45 ,  4D004DA02 ,  4D004DA10 ,  4H012HA05 ,  4H012RA01
引用特許:
出願人引用 (5件)
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審査官引用 (5件)
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