特許
J-GLOBAL ID:200903061501673182

記憶装置へのアクセス処理方式

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 富士弥
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-283266
公開番号(公開出願番号):特開平9-128158
出願日: 1995年10月31日
公開日(公表日): 1997年05月16日
要約:
【要約】【課題】 磁気ディスクへのアクセスとしてランダムアクセスに近いものと同一データへのアクセス頻度の高いものが混在するシステムに、バッファメモリ方式を適用した場合のキャッシュ用バッファメモリの利用効率を高める。【解決手段】 蓄積装置1内の磁気ディスク装置13へのアクセスがランダムアクセスに近いか同一データへのアクセス頻度が高いかを表す情報を、データ取り出し要求とともに送受信装置2から蓄積装置1に通知する。蓄積装置1は、ランダムアクセスに近い場合には、磁気ディスク装置13のデータをバッファメモリ12に読み上げて送受信装置2に送信後、当該データを消去しバッファメモリ12を解放する。一方、同一データへのアクセス頻度が高い場合には、磁気ディスク装置13から読み込んだデータを送信後も送受信装置2からデータの消去要求があるまでバッファメモリ12に保持して、次のアクセスに備える。
請求項(抜粋):
中央処理装置と、データバッファメモリと、比較的に低速・大容量の記憶装置とを有するデータ処理システムにおいて、前記記憶装置に対してデータの蓄積もしくは読み出しを要求する際に、前記要求前後のアクセス頻度を意味する情報を前記要求内部に表示する手段と、前記アクセス頻度の情報が頻度の低いことを表示している場合には、前記バッファメモリ中に前記記憶装置の該当データを書き込みもしくは読み上げ、該データバッファメモリに対するアクセス終了後、該データバッファメモリを即座に解放する手段と、前記アクセス頻度の情報が頻度の高いことを表示している場合には、まず前記データバッファメモリを検索し前記要求の指定するデータが前記データバッファメモリ中に残存した場合は、前記要求に従って該データバッファメモリにアクセスして該アクセス終了後も該データバッファメモリを解放することなく保持し、前記データバッファメモリ中に前記要求の指定するデータが存在しなかった場合は、次に前記要求の指定するデータを該データバッファメモリ中に書き込みもしくは前記記憶装置にアクセスして読み上げてアクセスし、該アクセス終了後も前記データバッファメモリを解放することなく保持する手段と、前記既に解放されず保持されているデータバッファメモリが、最新の要求により前記記憶装置から読み出したデータのバッファリングによって、容量不足となるに至った場合は、前記保持されているデータバッファメモリ内部のデータの内、過去のアクセス回数が最も低かった部分、または過去最後にアクセスされてから保持している時間が最も長かった部分から順に解放する手段と、を有することを特徴とする記憶装置へのアクセス処理方式。
IPC (4件):
G06F 3/06 302 ,  G06F 3/06 304 ,  G06F 12/08 320 ,  G06F 13/00 353
FI (4件):
G06F 3/06 302 A ,  G06F 3/06 304 N ,  G06F 12/08 320 ,  G06F 13/00 353 Q
引用特許:
出願人引用 (5件)
  • 磁気デイスク装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-250693   出願人:株式会社東芝, 東芝コンピユータエンジニアリング株式会社
  • 特開平4-167156
  • 特開平2-064832
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審査官引用 (8件)
  • 磁気デイスク装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-250693   出願人:株式会社東芝, 東芝コンピユータエンジニアリング株式会社
  • 特開平4-167156
  • 特開平4-167156
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