特許
J-GLOBAL ID:200903061567512155

PLL回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 京本 直樹 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-058538
公開番号(公開出願番号):特開2001-251186
出願日: 2000年03月03日
公開日(公表日): 2001年09月14日
要約:
【要約】【課題】回路動作条件及び製造条件の変動範囲においてもPLLが所定周波数範囲でロックすることを保証するとともに、ロック時間を短縮する。【解決手段】最初に選択した発振周波数帯AでVCO13Aに接地GNDを供給して自走発振させこのVCO出力信号VOを一定時間サンプリングして計数したサンプリング値COを生成するサンプリング回路3と、サンプリング値COと期待値EXとを比較しこの比較結果に応じて制御電圧信号SCを接地電位GNDから制御電圧信号VCに切換える切換信号SVと発振周波数帯の選択を制御するシフト信号SSのいずれか一方を出力する比較回路4と、シフト信号SSの供給に応答して定電流回路131を発振周波数帯Aの次の発振周波数帯Bに設定する選択信号Sを生成する周波数選択回路2と、切換信号SVの供給に応答して接地電位GNDと制御電圧信号VCを切換える切換回路15とを備える。
請求項(抜粋):
基準クロックと分周信号との位相比較を行い基準クロックと分周信号との位相差に相当する直流信号である位相差信号を出力する位相比較回路と、位相差信号の不要な高周波成分を除去し第1の制御電圧信号を出力するローパスフィルタと、前記第1の制御電圧信号の電圧値により周波数が制御され出力信号を出力する電圧制御発振回路であるVCOと、出力信号を所定分周比で分周し分周信号を出力する分周回路とを有するPLL部を備え、前記電圧制御発振回路の予め設定した全発振周波数範囲を複数の発振周波数帯に分割し、その内の1つの発振周波数帯を選択して位相ロックループ(PLL)動作させ、所定期間内にロックしない場合前記発振周波数帯をシフトするPLL回路において、前記VCOが、第1の選択信号の設定に応じて複数の発振周波数帯の1つで動作するよう設定する発振周波数帯設定手段を備え、最初に選択した第1の発振周波数帯で前記VCOに一定電圧の第2の制御電圧信号を供給して自走発振させこのVCO出力信号を一定時間サンプリングして計数したサンプリング値を生成するサンプリング回路と、前記サンプリング値と所定の期待値とを比較しこの比較結果に応じて前記VCOの制御電圧信号を前記第2の制御電圧信号から前記第1の制御電圧信号に切換える切換信号と前記発振周波数帯の選択を制御するシフト信号のいずれか一方を出力する比較回路と、前記シフト信号の供給に応答して前記発振周波数帯設定手段を前記第1の発振周波数帯の次の第2の発振周波数帯に設定する第2の選択信号を生成する周波数選択回路と、切換信号の供給に応答して前記第1及び第2の制御電圧信号を切換える切換回路とを備えることを特徴とするPLL回路。
IPC (4件):
H03L 7/10 ,  H03L 7/099 ,  H03L 7/095 ,  H03L 7/08
FI (5件):
H03L 7/10 D ,  H03L 7/08 F ,  H03L 7/08 B ,  H03L 7/08 N ,  H03L 7/10 Z
Fターム (21件):
5J106AA04 ,  5J106CC01 ,  5J106CC21 ,  5J106CC38 ,  5J106CC41 ,  5J106CC52 ,  5J106DD09 ,  5J106DD17 ,  5J106DD38 ,  5J106DD39 ,  5J106DD43 ,  5J106DD46 ,  5J106EE09 ,  5J106EE18 ,  5J106GG01 ,  5J106HH03 ,  5J106JJ01 ,  5J106KK03 ,  5J106KK08 ,  5J106KK36 ,  5J106LL01
引用特許:
審査官引用 (6件)
  • 発振制御装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平9-068464   出願人:ソニー株式会社
  • 特開平1-114121
  • PLL回路
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平10-034120   出願人:日本電気アイシーマイコンシステム株式会社
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