特許
J-GLOBAL ID:200903061568284733

蒸気冷却ガスタービン

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石川 新 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-034740
公開番号(公開出願番号):特開平11-229804
出願日: 1998年02月17日
公開日(公表日): 1999年08月24日
要約:
【要約】【課題】 蒸気冷却ガスタービンに関し、回転軸中心部より蒸気を供給し、外側より回収するようにし、シール部分からの供給側より漏れる蒸気を有効に回収し、更に熱伸びも回収できる構造とする。【解決手段】 供給側蒸気30は、内筒10内よりキャビティ27に供給され、4段ディスク24のタービン主軸1とのカップリング面26に設けられた溝を通り、供給通路15より供給用通路11a,12aを通って動翼11,12へ供給される。冷却後の回収側蒸気31は回収用通路11b,12bより回収通路16を通り、ラジアル方向回収通路17、軸方向回収通路18を通り、穴5aより回収される。タービン主軸1はカップリング面26側が冷く、反対側が熱くなるのでその熱応力で接合面26が閉じるように作用し、供給側蒸気30の漏れを防ぐ。又、静止側シール4aと回転側シール4bとでシールし、シール部から漏れる蒸気を有効に回収し、内筒10のピストンリング43と芯出しピース6とで軸方向移動可能とし熱応力を吸収する。
請求項(抜粋):
タービン主軸後端から軸方向に蒸気を供給する複数の主軸内蒸気供給通路と、同主軸内蒸気供給通路のそれぞれから蒸気をディスク内に導き、動翼に供給するディスク内蒸気供給通路と、前記動翼を冷却した蒸気をそれぞれ導き、回収するディスク内蒸気回収通路と、同ディスク内蒸気回収通路のそれぞれに連通し、前記動翼冷却後の蒸気を回収する主軸内蒸気回収通路とを備えた蒸気冷却ガスタービンにおいて、前記主軸内蒸気供給通路は前記タービン主軸の中心部を通り、前記主軸内蒸気回収通路は前記主軸内蒸気供給通路の外周を通ることを特徴とする蒸気冷却ガスタービン。
IPC (3件):
F01D 5/08 ,  F01D 11/02 ,  F02C 7/18
FI (3件):
F01D 5/08 ,  F01D 11/02 ,  F02C 7/18 A
引用特許:
審査官引用 (4件)
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