特許
J-GLOBAL ID:200903061604792678

安定同位体元素を有するポリペプチド混合物の合成方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 佐伯 憲生 ,  一入 章夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-076958
公開番号(公開出願番号):特開2007-254295
出願日: 2006年03月20日
公開日(公表日): 2007年10月04日
要約:
【課題】 改良された蛋白質のNMR測定法で利用可能な安定同位体元素でラベル化されたポリペプチド混合物の製造法を提供する。【解決手段】下記の工程を含む、安定同位体元素でラベル化されたペプチド混合物の製造方法。1)n個のアミノ酸残基からなるペプチドのアミノ酸配列X1-・・・-Xnを決定する工程、2)アミノ酸X1、X2、・・・Xnにそれぞれ対応する合成用アミノ酸カクテルx1、x2、・・・xnを用意する工程3)2)で用意した合成用アミノ酸カクテルを用いて1)で決定したアミノ酸配列からなるペプチドを合成する工程。 従来の方法のようにアミノ酸残基の個数分のポリペプチドを、ラベル化するアミノ酸残基を変えながら用意する必要がなく、タンパク質のNMRによる測定作業を著しく簡便化する、タンパク質の新たなNMR測定法を可能にするポリペプチドを製造することができる。【選択図】なし
請求項(抜粋):
下記の工程を含む、安定同位体元素でラベル化されたポリペプチド混合物の製造方法。 1)n個のアミノ酸残基からなるペプチドのアミノ酸配列X1-・・・-Xnを決定する工程、ここでXは任意のアミノ酸を、nは2以上の任意の整数を示す、 2)アミノ酸X1、X2、・・・Xnにそれぞれ対応する合成用アミノ酸カクテルx1、x2、・・・xnを用意する工程、ここで該カクテルは安定同位体元素でラベル化されたアミノ酸と当該安定同位体元素でラベルされていないアミノ酸との混合物であり、かつ前記ペプチドを対象としたNMR測定で得られるシグナルの帰属を行おうとするアミノ酸残基に対応するアミノ酸カクテルにおけるラベル化されたアミノ酸の含有比率が、他の全てのアミノ酸残基に対応するアミノ酸カクテルにおけるラベル化されたアミノ酸の含有比率とは異なり、及び 3)2)で用意した合成用アミノ酸カクテルを用いて1)で決定したアミノ酸配列からなるペプチドを合成する工程。
IPC (2件):
C07K 1/13 ,  C07K 1/06
FI (2件):
C07K1/13 ,  C07K1/06
Fターム (7件):
4H045AA10 ,  4H045BA18 ,  4H045BA71 ,  4H045CA50 ,  4H045EA50 ,  4H045FA34 ,  4H045FA57
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • WO2002/033406
  • NMRシグナル帰属方法
    公報種別:再公表公報   出願番号:JP2005001872   出願人:三菱化学株式会社

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