特許
J-GLOBAL ID:200903061615827589

チャージポンプ回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 酒井 宏明
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-289230
公開番号(公開出願番号):特開2005-057969
出願日: 2003年08月07日
公開日(公表日): 2005年03月03日
要約:
【課題】起動時の突入電流を時間遅れが少なく迅速に低減することができるチャージポンプ回路を得ること。【解決手段】電源投入時の初期状態では、トランジスタQ3,Q5がオフ動作状態にあり、定電流回路(Q1,Q2,Q4)から、充放電用コンデンサCpの両端を交互に電源側に接続する制御スイッチSW1,SW4に定電流を供給する。このとき、電流可変用トランジスタQ6のオン抵抗は、増幅器5の出力によって、電源投入直後の所定値から出力電圧の上昇に伴い低下するように制御される。すなわち、定電流回路(Q1,Q2,Q4)から制御スイッチSW1,SW4に供給する定電流は、電源投入直後は所定値に制限され、その後出力電圧の上昇に伴い増加するように制御される。そして、出力電圧が所定値に到達すると、トランジスタQ3,Q5がオン動作状態となり、定電流回路(Q1,Q2,Q4)が本回路から切り離される。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
充放電用コンデンサおよび出力用コンデンサと、充放電用コンデンサのみを電源と接地との間に配置して電源電圧で充電し、出力用コンデンサには前回の正極性充電電荷を保持させる期間と、充放電用コンデンサと出力用コンデンサとを電源と接地との間に直列に配置して充放電用コンデンサの充電電荷を出力用コンデンサを介して放電させることで出力用コンデンサの正極性充電電荷に充放電用コンデンサの正極性充電電荷を加算する期間とを交互に繰り返すように制御する制御スイッチとで構成される昇圧型のチャージポンプ回路において、 前記制御スイッチのうち前記充放電用コンデンサの両端を交互に電源に接続する2つの制御スイッチと電源との間に設けられ、当該2つの制御スイッチに定電流を供給する定電流回路と、 前記定電流回路が発生する定電流を、電源投入直後は所定値に制限し、その後前記出力用コンデンサの保持電圧の上昇に伴い増加させる制御を行う電流制御回路と、 前記出力用コンデンサの保持電圧が所定値に到達すると、前記2つの制御スイッチを直接電源に接続する接続切替回路と、 を備えたことを特徴とするチャージポンプ回路。
IPC (2件):
H02M3/07 ,  H02M3/00
FI (2件):
H02M3/07 ,  H02M3/00 B
Fターム (12件):
5H730AS04 ,  5H730BB02 ,  5H730DD04 ,  5H730EE07 ,  5H730EE59 ,  5H730FD01 ,  5H730FD11 ,  5H730FF01 ,  5H730FG01 ,  5H730FG21 ,  5H730VV01 ,  5H730XC09
引用特許:
出願人引用 (2件)

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