特許
J-GLOBAL ID:200903061633109863

排気ガス再循環システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 金田 暢之 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-035432
公開番号(公開出願番号):特開2000-234565
出願日: 2000年02月14日
公開日(公表日): 2000年08月29日
要約:
【要約】【課題】 改良されたEGRシステムと、圧力の付勢により閉じるタイプのEGR弁のためのアクチュエータとを提供する。【解決手段】 内燃機関用排気ガス再循環システム11は、排気ガスの流入を阻止する閉じる位置を有し、排気ガス通路(E)内のガス圧により、閉じる位置に付勢されている弁を含む。このシステムは、入力ギア55を有する電気モータと、セクタギア73を駆動するおよびギア列57,59とを含む。電気モータと、リンク部材93の端部91,95にそれぞれセクタギア73と弁棒29が連結されている。セクタギア73およびリング部材93は、弁が排気ガス圧に抗して開き始めるときに、弁棒の運動が相対的により大きい力で、かつ相対的により低速になるように構成されている。弁が完全に開いた位置に向かって移動するときには、弁棒の運動は、相対的により小さい力でかつ相対的により高速となる。
請求項(抜粋):
弁棒(29)を含み、エンジン排気ガス通路(E)からエンジン吸気通路(I)への連通を阻止する閉じた位置と、開いた位置との間を移動可能な弁(25)を有し、前記エンジン排気ガス通路(E)内の圧力が前記弁(25)を前記閉じた位置に付勢し、さらにハウジング手段(39)と電気モータ(51)とを有し、前記電気モータ(51)は、前記ハウジング手段(39)および入力ギア(55)と動作可能に組み合されて、前記電気モータ(51)への電気的入力信号(52)の変化に応答して比較的高速で低トルクの運動を、前記入力ギア(55)に出力し、前記入力ギア(55)は、第1の軸心(A1)のまわりをピボット回転可能な内歯付きセクタギア(73)と駆動係合しており、さらに、前記セクタギア(73)と前記弁棒(29)とに動作可能に組合され、前記セクタギア(73)のピボット運動を前記弁棒(29)の軸方向の運動に伝達するリンク手段を有する内燃機関用排気ガス再循環システム(11)において、前記セクタギア(73)と前記リンク手段(93)が、前記弁が前記閉じた位置から前記開く位置に向って移動するときに、前記セクタギア(73)および前記リンク手段(93)がまず、前記弁棒の、比較的により大きい力でかつ比較的により低速の軸方向の運動を発生させ、次いで、前記弁(25)がさらに開き、かつ、前記セクタギア(73)および前記リンク手段(93)が、前記弁棒(29)の比較的より小さい力でかつ比較的より高速の軸方向の運動を発生させるように構成されていることを特徴とする内燃機関用排気ガス再循環システム。
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • ガス電磁弁
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-281925   出願人:日本ランコ株式会社
  • 動力伝達部材
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平9-165750   出願人:ジャトコ株式会社
審査官引用 (2件)
  • ガス電磁弁
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-281925   出願人:日本ランコ株式会社
  • 動力伝達部材
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平9-165750   出願人:ジャトコ株式会社

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