特許
J-GLOBAL ID:200903061665076711
車両用ブレーキ圧力制御装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
足立 勉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-202229
公開番号(公開出願番号):特開平8-058553
出願日: 1994年08月26日
公開日(公表日): 1996年03月05日
要約:
【要約】【目的】 ABS制御やTRC制御などの、ブレーキ圧力を制御して車両の運動特性を向上させるための制御において、例えば低温等の理由でポンプ吐出性能が悪化しても正常時と同様の制御性能を得ることができるようにする。【構成】 ブレーキ油の温度を推定し(ステッフ ゚110)、そのブレーキ油の温度におけるポンプ吐出能力の低下量に対応して設定された増圧勾配変化率Pup、減圧勾配変化率Pdw及びポンプ吐出勾配変化量Ppmpを算出する(ステッフ ゚120〜140)。これらの補正乗数Pup,Pdw,Ppmp は、常温時(つまりポンプ吐出能力が低下していない正常時)と同一の油圧増加勾配,油圧減圧勾配及びポンプ吐出勾配を得るための補正乗数である。そして、この補正乗数を用いて、ABS制御やTRC制御における増圧時間Tup及び減圧時間Tdwを算出しているため、常温時と同様のブレーキ圧の制御性能を得ることができる。
請求項(抜粋):
マスタシリンダと車輪のホイールシリンダとを接続する管路に設けられ、高圧のブレーキ油を吐出するポンプと、該ポンプから上記ホイールシリンダへのブレーキ油の供給及び上記ホイールシリンダからのブレーキ油の排出を切り替えるための圧力制御弁と、該圧力制御弁を切り替え制御し、上記ホイールシリンダへ付与するブレーキ圧力を制御するブレーキ圧力制御手段と、を備えた車両用ブレーキ圧力制御装置において、上記ホイールシリンダへ付与するブレーキ圧力の増・減圧特性を検出する増・減圧特性検出手段と、該増・減圧特性検出手段によって検出された上記ブレーキ圧力の増・減圧特性に応じて、上記ブレーキ圧力制御手段におけるブレーキ圧力制御を補正するブレーキ圧力制御補正手段と、を備えたことを特徴とする車両用ブレーキ圧力制御装置。
引用特許:
審査官引用 (3件)
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特開平4-095557
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特開平4-303041
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自動ブレーキ装置の制御方法
公報種別:公開公報
出願番号:特願平5-102808
出願人:富士重工業株式会社
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