特許
J-GLOBAL ID:200903061680902440

自動化学分析装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 野口 繁雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-137492
公開番号(公開出願番号):特開平9-297147
出願日: 1996年05月07日
公開日(公表日): 1997年11月18日
要約:
【要約】【課題】 試薬注入装置における空間的な無駄を省き、試薬庫の駆動系も1つですますことにより、小型化及び低コスト化を図る。【解決手段】 試薬注入装置には1個だけの試薬庫32と2個の試薬プローブ10,12が設けられている。試薬庫32の試薬トレイ33には、回転中心からの同心円上に試薬容器が二重に配置されるようになっており、外側の位置36に配置される試薬容器の列はその列内で互いに隙間37をもち、内側の位置34に配置される試薬容器の表示面がその隙間37から識別できるように、内側と外側の試薬容器列で円周方向の試薬容器の位置がずらされている。1サイクル中に試薬トレイ33が回転と停止を2回繰り返し、2台の試薬プローブ10,12による分注が順次行なわれる。
請求項(抜粋):
試料と試薬とを反応させる反応セルに試料を分注する試料サンプリング機構と、前記反応セルに前記試薬を注入する試薬注入装置と、前記反応セル内の反応液の吸光度を測定する吸光光度計と、前記反応セルの複数個を保持して回転する反応ディスクと、その反応ディスクを回転させて反応セルを所定の位置へ位置決めする回転駆動機構と、前記反応セルの洗浄機構と、前記反応セル内の反応溶液を保温する保温水槽と、各部の動作を制御するともに前記吸光光度計からの吸光度により試料の濃度又は活性値を算出する制御部とを備えた自動化学分析装置において、前記試薬注入装置は1個の回転式試薬庫と2個の試薬プローブを備え、前記試薬庫には回転中心からの同心円上に試薬容器が多重に配置され、かつ最も内側に配置された試薬容器列を除き、外側に配置された試薬容器列はその列内で互いに隙間をもち、内側に配置された試薬容器の表示面がその隙間から識別できるように内側と外側の試薬容器列で円周方向の試薬容器の位置がずらされており、前記2個の試薬プローブは前記試薬庫の任意の位置の試薬を前記反応ディスクの2つの試薬分注位置のそれぞれの反応セルに分注するように駆動されるものであることを特徴とする自動化学分析装置。
IPC (2件):
G01N 35/10 ,  G01N 35/00
FI (2件):
G01N 35/06 A ,  G01N 35/00 C
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 自動分析装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-175481   出願人:株式会社日立製作所
  • 特開平4-328467

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