特許
J-GLOBAL ID:200903061688116478
液体気泡除去装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
萩野 平 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-354881
公開番号(公開出願番号):特開2000-176204
出願日: 1998年12月14日
公開日(公表日): 2000年06月27日
要約:
【要約】【課題】 気泡除去装置自体を冷却することで気泡除去装置の液体冷却効果を更に向上させ、或いは装置を加熱して冷却された液体温度の降下分を補償して、脱泡された液体の温度を適正値に制御し、以て機器の円滑な作動を確保する液体気泡除去装置を提供する。【解決手段】 一方の端面中央部に気泡排出孔111をまたその端部周面から接線方向に伸びる気泡含有液体用の供給口104を、かつ他方の端部の端面中央部から伸びる脱泡液体用の排出口107をそれぞれ備えた円筒形のハウジング100と、前記ハウジング内において、その中心軸線Aと同軸に配設されかつ周壁に多数の小孔106が穿設された旋回流室102を画成する円錐形のコーン101と、前記コーンの下端部に連成された環状の予備旋回流路103と、一端がハウジング外部に開放されかつ周壁に多数の小孔が穿設されかつ前記コーン101の中心軸線に沿って伸びる気泡除去管109と、ハウジングの外周部分に配設された熱交換手段115とから構成される。
請求項(抜粋):
流送ポンプを備えた液体回路の前記流送ポンプの上流側又は下流側に配置されかつ前記ポンプの吸引力或いは吐出圧力により作動する液体中に含有された気泡を除去するための装置において、前記装置が、一方の端面中央部に気泡排出孔をまたその端部周面から接線方向に伸びる気泡含有液体用の供給口を、かつ他方の端部の端面中央部から伸びる脱泡液体用の排出口をそれぞれ備えた円筒形のハウジングと、前記ハウジング内において、その中心軸線と同軸に配設されかつ周壁に多数の小孔が穿設された旋回流室を画成する円錐形のコーンと、前記コーンの下端部に連成された環状の予備旋回流路と、一端がハウジング外部に開放されかつ周壁に多数の小孔が穿設されかつ前記コーンの中心軸線に沿って伸びる気泡除去管と、前記ハウジングの外周部分に配設された熱交換手段とから構成され、前記供給口を介して予備旋回流路に導入された気泡含有液体を該流路を周回しながら遠心分離作用により液体と気泡とを予め外側と内側の層に各々分離し、しかる後、前記コーン内の旋回流室にこれら予め分離した液体および気泡とを導入することにより円錐形の上昇旋回流に転化させ、さらに、前記コーンの中心軸線に沿って集合する気泡を少量の液体とともに前記気泡除去管を介して外部に排出すると同時に、前記熱交換手段が、小孔を介してコーン外部に押し出されて前記ハウジングの排出口に向かう脱泡された液体に温度変化を与えるように成したことを特徴とする液体気泡除去装置。
IPC (5件):
B01D 19/00 102
, B04C 5/04
, B04C 5/081
, B04C 5/10
, B04C 5/20
FI (5件):
B01D 19/00 102
, B04C 5/04
, B04C 5/081
, B04C 5/10
, B04C 5/20
Fターム (17件):
4D011AA05
, 4D011AC01
, 4D011AC04
, 4D011AC06
, 4D011AD03
, 4D053AA00
, 4D053AB04
, 4D053BA01
, 4D053BB04
, 4D053BC01
, 4D053BD01
, 4D053CB08
, 4D053CC01
, 4D053CC05
, 4D053CD01
, 4D053CF04
, 4D053DA10
引用特許:
審査官引用 (2件)
-
気泡分離装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願平5-190440
出願人:三菱石油株式会社
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温度制御気液分離装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願平9-054168
出願人:株式会社コア・コーポレーション
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