特許
J-GLOBAL ID:200903061694834560
発射薬組成物
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
村田 幸雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-083289
公開番号(公開出願番号):特開2000-272989
出願日: 1999年03月26日
公開日(公表日): 2000年10月03日
要約:
【要約】【課題】 従来のトリプルベース発射薬と比較して、火薬エネルギが大きく、低い火炎温度を持ちながら、良好な安全性と安定した燃焼特性とを合わせ持った、発射薬を提供する。【解決手段】 シクロトリメチレントリニトラミン等の酸素含有粒子と、硝化綿等のバインダ高分子と、可塑剤とからなる発射薬組成物において、可塑剤として、フタル酸ジブチル、トリアセチン等で代表される不活性可塑剤を使用し、トリメチロールエタントリナイトレート等のエネルギ可塑剤をも使用する場合にはその種類及び量を限定し、可塑剤とバインダ高分子との系、さらに酸素含有粒子を含めた系において、各成分の組成比を特定のものとする。
請求項(抜粋):
必須成分として、酸素含有粒子とバインダ高分子と可塑剤とからなる発射薬組成物において、前記酸素含有粒子がニトラミン化合物及び/又はニトログアニジンであり、前記バインダ高分子がセルロース誘導体であって、該セルロース誘導体の少なくとも一部は硝酸エステル基を持つものであり、前記可塑剤が不活性可塑剤であるか、あるいは不活性可塑剤とエネルギ可塑剤とからなり、前記エネルギ可塑剤が、分子内にエネルギ官能基として硝酸エステル基、ニトロ基、ニトラミン基、アジド基のいずれか1種以上を含むと同時に、分子内に3個以上の炭素原子を含み、該エネルギ官能基の合計数と、該炭素原子数との比が、0.2〜0.8であり、前記酸素含有粒子の重量基準配合量をF、前記バインダ高分子の重量基準配合量をB、前記不活性可塑剤の重量基準配合量をP、前記エネルギ可塑剤の重量基準配合量をE、としたとき、これらの配合量相互の関係として、100 × F/(F+B+P+E)の値が50〜75、100 × B/(B+P+E)の値が50〜75、100 × E/(P+E)の値が0〜75、であることを特徴とする発射薬組成物。
IPC (4件):
C06B 25/28
, C06B 25/18
, C06B 45/10
, F42B 5/16
FI (4件):
C06B 25/28
, C06B 25/18
, C06B 45/10
, F42B 5/16
引用特許:
引用文献:
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