特許
J-GLOBAL ID:200903061701798532

非同期デジタル無線通信システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大原 拓也
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-143212
公開番号(公開出願番号):特開2004-349929
出願日: 2003年05月21日
公開日(公表日): 2004年12月09日
要約:
【課題】非同期単向通信でデジタル音声データを無線伝送するにあたって、受信機側でのオーバーフローやアンダーフローによる音声の途切れを防止するとともに、音声データの遅延時間をより短くする。【解決手段】送信機より音声データを非圧縮としてパケット送信させ、受信機200側のD/A変換クロック周波数frを送信機側のA/D変換クロック周波数ftよりも高くして故意的にアンダーフロー状態を作り出し、送信機から送られてくるパケット内のデータをメモリバンク1,2に交互に蓄積したうえでD/A変換器260に交互に出力させる際、例えば一方のメモリバンク1がアンダーフロー状態になった場合には、他方のメモリバンク2のデータをレジスタ251に保持させ、メモリバンク1のアンダーフロー状態が解消されるまで、その保持データをD/A変換器260に出力させる。【選択図】 図2
請求項(抜粋):
送信機と受信機とを含み、上記送信機よりアナログ音声信号を少なくともA/D変換および符号化処理してデジタルの音声データとして送信し、上記受信機側で上記音声データを少なくとも復号化処理およびD/A変換して音声再生器の駆動信号を得る非同期デジタル無線通信システムにおいて、 上記送信機は、上記音声データを時分割して所定の時間長を有するパケット内に含ませて、上記パケット単位で繰り返し送信し、 上記受信機は、復号した音声データを上記パケット単位で記憶する第1メモリバンクおよび第2メモリバンクと、上記各メモリバンクを交代的に切り替えてそのメモリバンク内の音声データをD/A変換器に与えるメモリバンクセレクタと、上記メモリバンクのいずれかから上記D/A変換器に与えられる上記音声データの一部を保持するレジスタと、少なくとも上記各メモリバンク,上記メモリバンクセレクタおよび上記レジスタを制御する制御手段とを備え、 上記受信機側のD/A変換クロック周波数が上記送信機側のA/D変換クロック周波数よりも高く設定されており、上記制御手段は、上記復号した音声データを上記パケット単位で上記第1メモリバンクと上記第2メモリバンクとに交代的に書き込むとともに、いずれか一方のメモリバンクからの音声データ出力終了時点で上記メモリバンクセレクタをいずれか他方のメモリバンクに切り替える際、上記いずれか他方のメモリバンクがアンダーフロー状態となる場合には、少なくともそのアンダーフロー状態が解消されるまで上記いずれか一方のメモリバンクの音声データを上記レジスタに保持させて上記D/A変換器に与え続け、上記アンダーフロー状態が解消された後に上記いずれか他方のメモリバンクに切り替えることを特徴とする非同期デジタル無線通信システム。
IPC (1件):
H04L13/08
FI (1件):
H04L13/08
Fターム (11件):
5K034AA07 ,  5K034AA10 ,  5K034CC05 ,  5K034DD01 ,  5K034EE03 ,  5K034FF01 ,  5K034FF11 ,  5K034FF13 ,  5K034HH01 ,  5K034HH02 ,  5K034HH21
引用特許:
出願人引用 (4件)
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審査官引用 (4件)
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