特許
J-GLOBAL ID:200903061729691920

含銅廃酸の処理方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小島 隆司 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-049686
公開番号(公開出願番号):特開2002-248480
出願日: 2001年02月26日
公開日(公表日): 2002年09月03日
要約:
【要約】【解決手段】 塩化第2銅及び塩酸を含有する含銅廃塩酸に硫酸を添加し、減圧下で加熱して、この廃液中に含まれる塩化第2銅を硫酸銅と塩酸に分解する第1工程と、第1工程で発生する塩化水素ガスを回収する第2工程と、第1工程で得られる硫酸銅を含む溶液を冷却して硫酸銅の結晶を晶析する第3工程と、この硫酸銅結晶を分離回収する第4工程と、得られた硫酸銅結晶を再溶解し、電解法により陰極で金属銅を回収する第5工程と、第4工程で得られた母液及び第5工程の銅回収後の残液を第1工程へ戻す第6工程とを含むことを特徴とする含銅廃酸の処理方法。【効果】 本発明によれば、塩銅法による銅エッチング工程より排出される含銅廃塩酸から使用可能な塩酸と板状の高品位銅を効率よくクロズドシステムでリサイクル性に優れた含銅廃塩酸の処理方法を提供することができる。
請求項(抜粋):
塩化第2銅及び塩酸を含有する含銅廃塩酸に硫酸を添加し、減圧下で加熱して、この廃液中に含まれる塩化第2銅を硫酸銅と塩酸に分解する第1工程と、第1工程で発生する塩化水素ガスを回収する第2工程と、第1工程で得られる硫酸銅を含む溶液を冷却して硫酸銅の結晶を晶析する第3工程と、この硫酸銅結晶を分離回収する第4工程と、得られた硫酸銅結晶を再溶解し、電解法により陰極で金属銅を回収する第5工程と、第4工程で得られた母液及び第5工程の銅回収後の残液を第1工程へ戻す第6工程とを含むことを特徴とする含銅廃酸の処理方法。
IPC (6件):
C02F 1/58 ,  B01D 9/02 601 ,  B01D 9/02 602 ,  B01D 9/02 619 ,  C25C 1/12 ,  C25C 7/06 301
FI (6件):
C02F 1/58 C ,  B01D 9/02 601 C ,  B01D 9/02 602 B ,  B01D 9/02 619 A ,  C25C 1/12 ,  C25C 7/06 301 A
Fターム (11件):
4D038AB68 ,  4D038BA04 ,  4K058AA18 ,  4K058AA22 ,  4K058BA21 ,  4K058BB04 ,  4K058CA04 ,  4K058CA17 ,  4K058CA22 ,  4K058EB13 ,  4K058ED04
引用特許:
審査官引用 (3件)

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