特許
J-GLOBAL ID:200903061778816258
フィルム状外装体を用いた非水電解質二次電池
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
大前 要
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-024742
公開番号(公開出願番号):特開2003-229174
出願日: 2002年01月31日
公開日(公表日): 2003年08月15日
要約:
【要約】【課題】 外部からの構成圧がほとんどない、フィルム状外装体を用いた非水電解質二次電池において、加熱時にセパレータの熱収縮による内部短絡に起因する発熱を防止することにより、安全性の向上を図ることのできる非水電解質二次電池を提供すること。【解決手段】 リチウムイオンを吸蔵、放出できる正極および負極とが、帯状のセパレータを介してなる電極体が、ポリマーと、非水溶媒と、電解質塩と、を含むゲル電解質とともに、フィルム状外装体に収容された非水電解質二次電池において、ゲル電解質は、130°Cに加熱し、沸点が130°C以下である溶媒を除去したとき、前記ゲル電解質を構成するポリマーと残留溶媒との合計質量に対する上記ポリマーの質量百分率と、上記130°Cにおけるセパレータの熱収縮率とを調節することを特徴とする。
請求項(抜粋):
リチウムイオンを吸蔵、放出する正極と、リチウムイオンを吸蔵、放出する負極とが、帯状のセパレータを介してなる電極体が、ポリマーと非水溶媒と電解質塩とを含むゲル電解質とともに、フィルム状外装体に収容された非水電解質二次電池において、前記正極は、コバルト酸リチウムまたはニッケル酸リチウムのうちの少なくとも1種を正極活物質とし、前記セパレータの130°C加熱時における幅方向の熱収縮率が50%以下であり、130°Cに加熱し、沸点が130°C以下である非水溶媒を除去したときにおける、前記ポリマーと残存する非水溶媒との合計質量に対するポリマーの質量百分率が5%以上である、ことを特徴とするフィルム状外装体を用いた非水電解質二次電池。
IPC (3件):
H01M 10/40
, H01M 2/02
, H01M 2/16
FI (3件):
H01M 10/40 B
, H01M 2/02 K
, H01M 2/16 P
Fターム (17件):
5H011AA02
, 5H011BB03
, 5H011CC06
, 5H011CC10
, 5H011KK00
, 5H011KK04
, 5H021EE04
, 5H021HH00
, 5H029AJ12
, 5H029AK03
, 5H029AL07
, 5H029AM03
, 5H029AM06
, 5H029DJ04
, 5H029HJ00
, 5H029HJ01
, 5H029HJ14
引用特許:
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