特許
J-GLOBAL ID:200903061820905983

線分抽出装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 古谷 栄男 ,  松下 正 ,  鶴本 祥文
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-130724
公開番号(公開出願番号):特開2009-277190
出願日: 2008年05月19日
公開日(公表日): 2009年11月26日
要約:
【課題】 正確かつ迅速に線分を抽出することのできる線分抽出装置を提供する。 【手段】 パターン生成手段2は、原画像をセルラオートマンのセルに対応させ、時系列のコンフィギュレーション・パターンを生成する。一次検出手段4は、時系列に生成されたコンフィギュレーション・パターンに基づいて、活性状態にあるセルの移動を検出し一次フラグを立てる。これにより、時系列の一次フラグパターンを生成する。二次検出手段6は、時系列に生成された一次フラグパターンに基づいて、一次フラグの方向とその移動方向が合致するものを検出し二次フラグを立てる。線分検出手段8は、反対方向の二次フラグが生成されたセルについて、その方向とともに線分マーカを記録する。このようにして、線分が抽出される。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
多次元に配置された画素を有する画像に含まれる線成分を抽出するための装置であって、 前記画像の各画素の値に応じて活性状態・非活性状態としたセルラオートマトンの各セルごとに、注目セルの周囲セルから受けた入力の状態と、注目セルの現在の状態とに基づいて、注目セルから周囲セルに対して出力すべき次の状態を算出するとともに、注目セルの現在の状態と、周囲セルから受けた入力の状態とに基づいて、注目セルの次の状態を算出して、セルの状態を多次元で示すコンフィギュレーション・パターンを生成し記録する処理を繰り返し行うパターン生成手段と、 パターン生成手段によって記録された、基準時点(q)の前後所定回数分(q-k,..,q-1,t,q+1,...,q+l)のコンフィギュレーション・パターンに基づいて、時間経過とともに、所定の向きの仮想線上のセルに沿って活性状態の出現位置が移動した部分を検出し、当該部分の基準時点(q)における仮想線上のセルを注目セルとし、前記所定の向きの仮想線の一部であることを示す一次フラグを当該注目セルに記録して、一次フラグの配置を多次元で示す一次フラグパターンを生成し記録する処理を、基準時点(q)を順次ずらせて行う一次検出手段と、 一次検出手段によって記録された一次フラグパターンにおいて、一方向きの一次フラグと反対向きの一次フラグの双方が記録されているセルを検出し、線分の一部であることを示すマークを当該セルに記録する線分検出手段と、 を備えた線分抽出装置。
IPC (1件):
G06T 7/60
FI (1件):
G06T7/60 250Z
Fターム (7件):
5L096AA06 ,  5L096CA02 ,  5L096EA43 ,  5L096FA03 ,  5L096FA06 ,  5L096FA67 ,  5L096FA69
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (3件)
引用文献:
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