特許
J-GLOBAL ID:200903061849027829

車輪用軸受装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (5件): 江原 省吾 ,  田中 秀佳 ,  白石 吉之 ,  城村 邦彦 ,  熊野 剛
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-230828
公開番号(公開出願番号):特開2008-051308
出願日: 2006年08月28日
公開日(公表日): 2008年03月06日
要約:
【課題】車輪用軸受装置において,軸受剛性を低下させることなく,低トルク化を実現する。【解決手段】車輪用軸受装置は,内周に2列のアウタレース44を有する外方部材と,外周に2列のインナレース34を有する内方部材と,アウタレース44とインナレース34との間に転動自在に介在させた円すいころ46と,各列の円すいころ46を円周方向で所定間隔に保持する保持器48とを備え,ころ係数γが0.94を越え,少なくとも円すいころ46の表面に微小凹形状のくぼみをランダムに無数に設け,くぼみを設けた表面の面粗さパラメータRyniが0.4μm≦Ryni≦1.0μmの範囲内で,かつ,Sk値の上限が-1.6であり,保持器48が,円すいころ46の小端面側で連なる小環状部と,円すいころ46の大端面側で連なる大環状部と,これらの環状部を連結する複数の柱部とからなり,隣接する柱部間に,円すいころ46の小径側を収納する部分が狭幅側,大径側を収納する部分が広幅側となった台形状のポケットが形成してあり,狭幅側の柱部に切欠きが設けてある。【選択図】図1
請求項(抜粋):
内周に2列のアウタレースを有する外方部材と,外周に2列のインナレースを有する内方部材と,アウタレースとインナレースとの間に転動自在に介在させた円すいころと,各列の円すいころを円周方向で所定間隔に保持する保持器とを備え, 前記外方部材が,車体に固定するためのフランジ部を有し内周面に2列のアウタレースを形成した複列外輪であり, 前記内方部材が,車輪を固定するためのフランジをもったハブと,ハブに嵌合させた内輪とで構成され, ころ係数γが0.94を越え, 少なくとも前記円すいころの表面に,微小凹形状のくぼみをランダムに無数に設け,前記くぼみを設けた表面の面粗さパラメータRyniが0.4μm≦Ryni≦1.0μmの範囲内で,かつ,Sk値の上限が-1.6であり, 前記保持器が,円すいころの小端面側で連なる小環状部と,円すいころの大端面側で連なる大環状部と,これらの環状部を連結する複数の柱部とからなり,隣接する柱部間に,円すいころの小径側を収納する部分が狭幅側,大径側を収納する部分が広幅側となった台形状のポケットが形成してあり,狭幅側の柱部に切欠きが設けてある車輪用軸受装置。
IPC (6件):
F16C 33/46 ,  F16C 19/38 ,  F16C 19/49 ,  F16C 33/56 ,  F16C 33/36 ,  F16C 33/66
FI (6件):
F16C33/46 ,  F16C19/38 ,  F16C19/49 ,  F16C33/56 ,  F16C33/36 ,  F16C33/66 Z
Fターム (38件):
3J101AA03 ,  3J101AA16 ,  3J101AA25 ,  3J101AA32 ,  3J101AA43 ,  3J101AA54 ,  3J101AA62 ,  3J101AA77 ,  3J101BA04 ,  3J101BA34 ,  3J101BA44 ,  3J101BA50 ,  3J101BA64 ,  3J101DA14 ,  3J101EA31 ,  3J101FA31 ,  3J101FA32 ,  3J101GA02 ,  3J101GA03 ,  3J701AA03 ,  3J701AA16 ,  3J701AA25 ,  3J701AA32 ,  3J701AA43 ,  3J701AA54 ,  3J701AA62 ,  3J701AA77 ,  3J701BA04 ,  3J701BA34 ,  3J701BA44 ,  3J701BA50 ,  3J701BA64 ,  3J701DA14 ,  3J701EA31 ,  3J701FA31 ,  3J701FA32 ,  3J701GA02 ,  3J701GA03
引用特許:
出願人引用 (5件)
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