特許
J-GLOBAL ID:200903061849722357

ガスタービンとその失火検出方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鵜沼 辰之
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-098414
公開番号(公開出願番号):特開平9-287483
出願日: 1996年04月19日
公開日(公表日): 1997年11月04日
要約:
【要約】【課題】複数の燃焼器を有してなるガスタービンで、火炎検知器を取り付けていない燃焼器が失火した場合にもこれを確実に検出し、燃料流量を制御する。【解決手段】すべての燃焼器が正常に燃焼していれば、ガスタービン昇速時の回転数と昇速率の関係は実線24の如く昇速する。しかし、一部の燃焼器が失火した場合には、その燃焼器には燃料は流れているが燃焼していないため、ガスタービン発生エネルギーが減少し、破線25の如く昇速する。そこで、あらかじめ一点鎖線26の如く昇速率の下限値を設定しておき、実昇速率が一点鎖線26を下回った場合に燃焼器の失火を検出し、燃料流量を制御する。ガスタービンの異常燃焼を即座に検出でき、燃焼振動発生、機器の損傷を防止できる。
請求項(抜粋):
空気と燃料とを燃焼する複数の燃焼器と、前記燃焼器からの燃焼ガスによって駆動されるタービンと、前記タービンの回転数を所定の時間間隔で検出する回転数検出手段と、を有してなるガスタービンの失火を検出する方法において、起動昇速中に前記回転数検出手段によって検出された回転数から実昇速率を演算し、該昇速率と計画昇速率とを比較し、前記実昇速率が前記計画昇速率より所定値以上小さくなっている場合に前記複数の燃焼器のうちのいずれかが失火していると判定することを特徴とするガスタービンの失火検出方法。
IPC (2件):
F02C 7/26 ,  F02C 9/00
FI (2件):
F02C 7/26 A ,  F02C 9/00 A
引用特許:
審査官引用 (4件)
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