特許
J-GLOBAL ID:200903061887367161
車両懸架装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
平田 義則 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-240200
公開番号(公開出願番号):特開平6-087314
出願日: 1992年09月09日
公開日(公表日): 1994年03月29日
要約:
【要約】【目的】 制御応答性を高めつつ、減衰力の急激な変化をなくして油音や振動の発生を防止できる車両懸架装置の提供。【構成】 ばね上上下速度の方向が逆転してから上下速度が所定の基本しきい値に達するまでの間は、基本しきい値の値で最大減衰特性となるように上下速度に比例した減衰特性制御を行なうと共に、基本しきい値以上になるとピーク値に達するまでは最大減衰特性に固定でピーク値から上下速度の方向が逆転するまでの間はピーク値の上下速度の値を最大減衰特性とする上下速度に比例した減衰特性制御を行なう基本制御部dを有する制御手段eと、該制御手段eに設けられ、上下速度の方向が逆転してから前記基本しきい値よりは大きい値のリミッタしきい値に達するまでの間は、そのリミッタしきい値で最大減衰特性となるように階段状に設定された補正減衰特性によって前記基本制御部dによる減衰特性にリミッタをかけるリミッタ制御部fとを備えている
請求項(抜粋):
車体側と各車輪側の間に介在され、減衰特性変更手段により減衰特性を多段階に変更可能なショックアブソーバと、車両のばね上上下速度を検出するばね上上下速度検出手段と、ばね上上下速度検出手段で検出されたばね上上下速度の方向が逆転してからばね上上下速度が所定の基本しきい値に達するまでの間は、基本しきい値の値で最大減衰特性となるようにばね上上下速度に比例した減衰特性制御を行なうと共に、基本しきい値以上になるとピーク値に達するまでは最大減衰特性に固定でピーク値からばね上上下速度の方向が逆転するまでの間はピーク値のばね上上下速度の値を最大減衰特性とするばね上上下速度に比例した減衰特性制御を行なう基本制御部を有する制御手段と、該制御手段に設けられ、ばね上上下速度の方向が逆転してから前記基本しきい値よりは大きい値のリミッタしきい値に達するまでの間は、そのリミッタしきい値で最大減衰特性となるように階段状に設定された補正減衰特性によって前記基本制御部による減衰特性にリミッタをかけるリミッタ制御を行なうリミッタ制御部と、を備えていることを特徴とする車両懸架装置。
IPC (2件):
引用特許: