特許
J-GLOBAL ID:200903061893051621
細胞に導入した核酸の標的オルガネラにおける局在量を定量する方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (2件):
早川 裕司
, 鈴木 啓靖
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-163038
公開番号(公開出願番号):特開2004-357641
出願日: 2003年06月06日
公開日(公表日): 2004年12月24日
要約:
【課題】細胞に導入した核酸の標的オルガネラ全体おける局在量を正確に定量する方法を提供する。【解決手段】(a)標的オルガネラを第一の蛍光色素で染色し、(b)ポリカチオン性物質と第二の蛍光色素で標識した核酸との複合体を細胞に導入し、(c)細胞と交差する平面上に存在する第一の蛍光色素が発する蛍光を検出し、上記平面上における標的オルガネラの存在領域を決定し、(d)上記平面上に存在する第二の蛍光色素が発する蛍光を検出し、標的オルガネラの存在領域のうち、第二の蛍光色素によって染色された領域の面積を算出し、(e)細胞と交差する複数の平面に対して工程(c)及び(d)を行い、(f)複数の平面について算出された第二の蛍光色素による染色領域の面積を総和し、第二の蛍光色素による染色領域の総和面積を指標として、核酸の標的オルガネラにおける局在量を定量する。【選択図】 なし
請求項(抜粋):
細胞に導入した核酸の標的オルガネラおける局在量を定量する方法であって、
(a)前記標的オルガネラを第一の蛍光色素で染色する工程、
(b)ポリカチオン性物質と第二の蛍光色素で標識した前記核酸との複合体を前記細胞に導入する工程、
(c)前記細胞と交差する平面上に存在する前記第一の蛍光色素が発する蛍光を検出し、前記平面上における前記標的オルガネラの存在領域を決定する工程、
(d)前記平面上に存在する前記第二の蛍光色素が発する蛍光を検出し、前記標的オルガネラの存在領域のうち、前記第二の蛍光色素によって染色された領域の面積を算出する工程、
(e)前記細胞と交差する複数の平面に対して前記工程(c)及び(d)を行う工程、並びに
(f)前記複数の平面について算出された前記第二の蛍光色素による染色領域の面積を総和し、前記第二の蛍光色素による染色領域の総和面積を指標として、前記核酸の前記標的オルガネラにおける局在量を定量する工程を含む前記方法。
IPC (2件):
FI (2件):
Fターム (21件):
4B024AA11
, 4B024CA04
, 4B024CA05
, 4B024CA06
, 4B024DA02
, 4B024EA04
, 4B024FA10
, 4B024GA11
, 4B024GA18
, 4B024HA08
, 4B024HA14
, 4B063QA01
, 4B063QA18
, 4B063QQ42
, 4B063QR32
, 4B063QR41
, 4B063QR48
, 4B063QR66
, 4B063QS28
, 4B063QS36
, 4B063QX02
引用文献:
審査官引用 (3件)
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Mol. Ther.,2003 May,7(5),supplement 1,p.S214,548
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Biochem.Biophys.Res.Commun.,2002,298(4),p.591-7
-
Photochem.Photobiol.,2000,71(5),p.634-9
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