特許
J-GLOBAL ID:200903061912757760

サーボモータにおける電流制御方法、および、サーボモータ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 木下 實三 ,  中山 寛二 ,  石崎 剛
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-256908
公開番号(公開出願番号):特開2006-074933
出願日: 2004年09月03日
公開日(公表日): 2006年03月16日
要約:
【課題】 発生トルクに応じて無効電流指令Id*を制御することによって、余分な熱の発生を抑制でき、かつ、効果的に電圧飽和の発生を防止できる電流制御方法を提供すること。【解決手段】 低負荷時は、発生トルクが小さく、サーボモータの電機子に対する総電流指令I*が小さくなるので、Id*=-|I*|・sinθ、によって定められる無効電流指令Id*の負方向への大きさが小さくなる。そのため、低負荷時には電機子を流れる総電流を小さくでき、余分な熱の発生を抑制できる。また、高負荷時は、トルクを発生するためのq軸電流Iqが大きいために電圧飽和が生じやすくなっている。しかし、それと同時に、高負荷時は総電流指令I*が大きく、Id*が負方向へ大きくなっているので、負方向へ大きな無効電流Idを電機子に流すことができ、高負荷時の電圧飽和の発生を効果的に防止できる。【選択図】 図4
請求項(抜粋):
多相の電機子巻線を有する電機子と、 界磁とを備え、 前記各相の電機子巻線に電機子電流を流すことによって電機子磁束を発生させ、 この電機子磁束と前記界磁による界磁束との間の相互作用に基づいて前記電機子と前記界磁とを相対回転運動させることにより回転動力を発生するサーボモータにおいて、 電圧飽和が発生することを防止すべく、d軸方向を前記界磁束の方向とするdq変換を施した前記電機子に負のd軸電流Idを流す電流制御方法であって、 前記電機子と前記界磁との相対回転速度が一定の条件下においては、前記d軸電流Idが、前記q軸電流の大きさ|Iq|に応じて負方向へ増加する、 ことを特徴とする電流制御方法。
IPC (3件):
H02P 21/00 ,  H02P 27/04 ,  H02P 27/06
FI (2件):
H02P5/408 C ,  H02P5/41 303K
Fターム (20件):
5H505AA30 ,  5H505BB02 ,  5H505DD08 ,  5H505EE41 ,  5H505GG01 ,  5H505GG02 ,  5H505GG04 ,  5H505HB02 ,  5H505JJ03 ,  5H505LL22 ,  5H576AA20 ,  5H576BB02 ,  5H576DD07 ,  5H576EE01 ,  5H576GG01 ,  5H576GG02 ,  5H576GG04 ,  5H576HB02 ,  5H576JJ03 ,  5H576LL22
引用特許:
出願人引用 (1件) 審査官引用 (3件)

前のページに戻る