特許
J-GLOBAL ID:200903061929614199

空気通路切替装置および車両用空調装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊藤 洋二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-170165
公開番号(公開出願番号):特開平9-188125
出願日: 1996年06月28日
公開日(公表日): 1997年07月22日
要約:
【要約】【課題】 フィルム式のロータリドア91を用いる空気通路切替装置において、フィルム部材92等の寸法ばらつきが発生しても、これを良好に吸収できるようにする。【解決手段】 車両用空調装置の吹出空気通路開口部5、6、7を切替開閉するものにおいて、ロータリドア91の円周方向の一端部にフィルム部材92の円周方向の一端をピン部材91gにより固定するとともに、フィルム部材92の円周方向の他端を、ロータリドア91のスライド壁91hに対して移動可能な自由端92dとし、この自由端92dの移動によりフィルム部材92、あるいはケース1側の寸法ばらつきを吸収して、シール不良や騒音の発生を防止する。
請求項(抜粋):
空気通路をなすケース(1)と、このケース(1)内に回動可能に配設され、かつ円弧状の円周壁(91b)を有するロータリードア(91)と、このロータリードア(91)の円周壁(91b)に開口したドア通風口(91d)と、前記ケース(1)において、前記ロータリードア(91)の円周壁(91b)が回動する領域に開口した空気通路開口部(5、6、7)と、前記ロータリードア(91)の円周壁(91b)の外周側に配設され、前記ロータリードア(91)とともに回動する可撓性を有するフィルム部材(92)と、このフィルム部材(92)に、前記ドア通風口(91d)と常に連通するように開口されたフィルム開口部(92a)とを備え、前記ロータリードア(91)を回動することにより、前記フィルム開口部(92a)と前記空気通路開口部(5、6、7)との連通および遮断を選択するようにした空気通路切替装置であって、前記フィルム部材(92)の円周方向の両端のうち、少なくとも一端を、前記ロータリードア(91)に対して円周方向に移動可能な自由端(92d)とすることを特徴とする空気通路切替装置。
IPC (2件):
B60H 1/00 102 ,  B60H 1/00
FI (3件):
B60H 1/00 102 H ,  B60H 1/00 102 G ,  B60H 1/00 102 J
引用特許:
出願人引用 (1件)

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